こんばんは。
今日は延び延びになっていた実車ネタ、ED75機番シリーズの第92回です。126号機を取り上げます。JR貨物試験塗色(パンダガマ)だった機関車です。貨物列車牽引に活躍しました。
ED75 126[長]→[青] 1967年落成 →[盛] 1974~ →[長]1986~
新製配置は長町でしたが、数日で青森機関区へ転属になったようです。国鉄民営化前に長町に転属となり、JR貨物へ継承されます。
JRになってすぐに試験塗色に塗り替えられたものと思います。目元(前面窓周り)が黒い塗装なので、”パンダ🐼ガマ”と呼ばれていました。122,126,1004,1005の4両が存在しました。これで4両共機番シリーズへのUp完了です。まだパンタ周りの銀塗色が残る綺麗な姿でやって来たこの写真が最初の撮影でした。
1989/04 東北本線(特記以外以下同様) 前沢-平泉 4086レ
この時は豪雨の影響を受け、金谷川-南福島間単線運転、更に武蔵野線新小平駅水没で不通..貨物のスジがグチャグチャ、運休多数でした。変運用がかかってのでしょう、全パン上げの3重連車扱列車がやって来ました。その先頭が126号機、今となっては貴重な記録かと思いますが、塗替え嫌いの私は”何で3重連車扱の先頭がよりによってパンダよ?”と思ったものです(笑)。当時のメモを見ると126+123+110 オール長町車の3重連だったようです。
1991/11 東白石-北白川 5561レ(ダイヤ乱れで分かりませんが所定5561レ時刻に来ました。)
北海道からのワムハチ列車を牽引する姿、青い38000台が増えて来ていました。
1991/11 泉崎-久田野 5160レ
車扱牽引の126号機と719系がいい位置ですれ違いました。
1994/12 東白石-北白川 8171レ
126号機は車扱牽引の撮影が多かった機関車です。パンダ+白と塗替えコンビでしたが、貨車は国鉄~ の編成です。
1995/03 本宮-杉田 5177レ
空の面積が大きい微妙なアングルですが、唯一磐西で撮影したコマでした。コンテナの前にセメント積載タキ1900が付くのが通常でしたが、この日はセメントウヤだったようです。
1995/06 磐越西線 磐梯町-東長原 5295レ
春の朝陽に輝く126+132重連、これも車扱の牽引です。いい雰囲気でした。
1999/05 岩沼-槻木 5560レ
その後全検を受け、出場したての姿です。赤が明るい土崎全検でしたが、シロガマ化は免れました。テカテカ感がありますね。
1999/07 豊原-白坂 4081レ
得意の重単後追い..(笑)。2000年には仙台地区機関区移転で[仙貨]所属になっています。
そういえば宮城の貨物駅も[仙貨]の北側へ移転の計画があるようですね。
2002/03 金谷川-松川 単5660レ
白い蕎麦の花を配して。いい感じでした。丁度今頃の季節ですが、ここに蕎麦の花が見られたのは数年だったと思います。
2002/09 豊原-白坂 5175レ
ここまで車扱が圧倒的に多かったんですが、ここでようやく重連高速貨物牽引の姿です。
126+133の重連が馬淵川を横目に行きます。
2002/10 目時-金田一温泉 3088レ
黒磯に到着、仕業終了で引き上げる姿、この光跡バルブが最後になりました。
2005/02 黒磯駅 5172レ
126号機は翌2006年に廃車になっています。
車扱が多かったですが、貨物列車牽引に活躍する姿を見られた機関車でした。
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以上ED75 126 機番シリーズ第92回 最後までご覧いただきありがとうございました。