こんにちは。
Nゲージ鉄道模型ネタが続きますが．．北海道の14系500番台客車急行シリーズ、”利尻”、”宗谷”と来ましたので．．今回は”天北です。札幌－稚内を結んだ客車急行トリオです。実車写真を交えて書いてみたいと思います。
急行天北は廃線になってしまった天北線廻りの列車、軸重の関係から名寄－稚内間をDE10が牽引しました。私が初めて北海道を訪れた1988年時点で、唯一のDE10牽引優等列車だったと思います。なので模型でもこの形式が先頭に立ちます。2両しか居ないのでホワイトスノー安比を牽引している青森のDE10で代走です。座席、寝台車混結の14系500番台を牽引します。（写真は撮影光量の関係でちょっと解像度が厳しいです。）
その14系500番台整備の話、急行利尻記事の時にあまり詳しく書かなかったのですが、
自作室内灯化時に座席車の青色で表現された座席パーツをスプレー塗装でホワイト系に塗り替えています。
これは整備前の写真、座席の青を表現していると思われますが、室内灯に照らされる室内が真っ青です。寝台車は座席（寝台）パーツが白いので、編成中で色の差が目立ちまくっていました。座席パーツが床その他迄真っ青というのはちょっとなー、いっそ白系の方が良いと思います。塗装したことで室内色の違和感が無くなりました。
寝台車を多く入れたかったのでKATO 10-1326 利尻セットを2つ使っているため車番がダブります。なので一部改番で対応、写真はオハ14 535→534にしています。１文字だけ消してTOMIXのインレタを転写したと思います。北海道型を示す”丸ホ”も表現されていますね。
自作室内灯を入れ終わった姿、天井が光っている感が出ているかと思います。
編成表の再掲です。ちょっと長いかもですが9両編成、寝台車が4両です。セットの設定が急行利尻なのでこれが基本、行先方向幕表示も”急行利尻 稚内行”が印刷されていたのでこれは弄りませんでした。荷物車を除く14系は2セットで12両、3両余りますがこれは別編成へ転活、この話はこの先出てくる予定です。
編成中3号車にスハネフ14が入っていますが、これが”天北”を再現するのに関係します。
88年の北海道旅行時に実車を撮影しています。これは和寒で撮影した天北、名寄以南なのでDD51牽引です。5,6両目が寝台車の7連に見えます。この編成も再現しようと思えばできますが．．
1988/08 宗谷本線 和寒駅付近 304レ 急行 天北
やはり印象深いのはDE10牽引の姿です。１回だけ撮っていました。稚内から普通列車で名寄へ、あまり時間が無く駅から歩いて行って見つけた跨線橋の上から撮った記憶があります。
DE10 1735[旭]が煙濛々と加速して行きます。
同じ場所からの後追い、これ、印象に残った１枚です。町を抜けて大自然の中へ．．といった雰囲気でしょうか。編成は2両目、7両目が寝台車の7連に見えます。
1988/08 宗谷本線 名寄－日新 303レ 急行 天北（２枚とも）
模型でこの編成を再現できるように配慮しました。２両目が寝台車、新しく築堤を表現した区間を行きます。DE10は円滑な重連運転のためにゴムタイヤを外していますが、”天北”7連の牽引は大丈夫、滑ることなく坂を上がります。
7両目のスハネフ．．編成表よりお分かりいただけると思いますが、1,2号車を外すとこの急行天北編成に出来ます。号車番号は3号車からと変なことになりますが、連結順は上の実写編成に合います。増結4,5号車を抜けば実写の利尻、宗谷に．．KATOの変換式テールマークに全て収載されているので、気軽にバリエーションを楽しめます。
さて、牽引機のDE10ですが、JR北海道のDEって全て1500番台、SG非搭載車だったと思うんです。実写写真も手すり左側にSGホース掛けがありませんよね。が私の所に在籍する模型は2両共SG搭載車．．何とかしたいかな．．（ビョーキです 笑)
DE10は以前書いたように円滑な重連運転が難しかったんですね。今はゴムタイヤ外し、DCC基板種類を合わせることで解決していますが、あれこれ考えていた頃、予備パーツを持っておきたいと１両暖地型を買ってるんです。Assyで揃えるより安いや と。その後バラバラパーツ状態で保管していましたが、これを掘り出して来ました。
ボディーなど部分的に新調することで非SG車を作ってみようかな と思っています。本件はまたの機会に．．
7連の天北、7連又は9連の利尻／宗谷、牽引機はDD51,DE10 色々なバリエーション運転を楽しみたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
Blog村へのリンク
鉄道.comへのリンク（Blogページへ）