こんにちは。

今日は先日50系5000番台の模型ネタが出て来たのに絡めて、GWの津軽線、津軽海峡線の写真です。全て1991年5月の撮影、長編成の列車が元気に行き交っていました。

なお、津軽海峡線は青森-函館間 津軽線、海峡線、江差線、函館本線を含む愛称です。今回は津軽線、海峡線を分けて表記しました。

 

最初の画像は14系の快速海峡、蟹田を出て青函トンネル経由、函館を目指します。

ED79は全車ED75 700番台からの改造車、この19号機は700番台ラストナンバー機が種車でした。

ナナゴーの面影が色濃く残っていますが、ジャンパ栓類など大きく異なっているのがわかります。

津軽線(特記以外以下同様) 蟹田-中小国 3127レ ED79 19[青函]牽引(元ED75 791)

 

朝一番の快速列車も14系での運転、この日は長かった。元々はローカル線だった津軽線が青函トンネルへのアプローチ線として使用されるようになり、単線の線路を長大編成の列車が行き交いました。

瀬辺地-蟹田 3121レ ED79 11[青函](元ED75 781)

 

ワム8による車扱列車も1往復運転されていました。貨物列車は重連運転、100番台トップナンバーが先頭でした。この100番台は重連運転専用、単独では運転できず必ず下り方に連結されると決まっていました。ほぼ貨物牽引専用でしたが、JR北海道;旅客会社の所属でした。

瀬辺地-蟹田 5161レ ED79 101[青函](元ED75 769)+ED79[青函] 

 

こちらはJRになってから新製されたED79 50番台牽引の貨物列車、この機関車はJR貨物五稜郭機関区所属でした。茶色い貨車が連なりますが、ワキ5000、6000だったと思います。

蟹田-瀬辺地 550レ ED79 51[五]+ED79 50[五]

 

485系特急はつかりも盛岡-函館を直通する列車が何本かありました。国鉄色8連は通常より2両増結だったと思います。

蟹田-瀬辺地 1010M

 

寝台特急日本海も函館へ直通していました。編成を乗せようとワイドに構えていましたが、この日は最長の客車13連、ここまで長いとアングルに納まりきりません(笑)。

瀬辺地-蟹田 4001レ ED79 17[青函](元ED75 789)

 

上りの快速海峡 50系5000番台、この列車も長い..

蟹田-瀬辺地 3122レ ED79 3[青函](元ED75 773)

 

瀬辺地駅近くのSカーブ 長大編成をくねらせて青森を目指します。最初の写真はこの列車の返し運用です。

蟹田-瀬辺地 3124レ ED79 19[青函]

 

これも3122レの返し運用です。この頃は客車6連での運行が所定でしたが、この日はどの列車も軒並み増結運転でした。ED79は必ず下り方のパンタ上昇、下り列車は”前パン”走行になります。

瀬辺地-蟹田 3125レ ED79 3[青函]

 

普通列車は懐かしのキハ22で運転。塗替えが進んでいましたが首都圏色が1両残っていました。

中小国-蟹田 934D

 

上りの貨物をワイドアングルで..ED79 0 + 100番台の重連

新中小国(信)-中小国 3068レ

 

前記事でもUpした写真ですが、新中小国(信)から海峡線に入ったところ、20‰の急坂を上がって来ます。

ここから複線となり、かつ新幹線規格、津軽線区間とは雰囲気ががらりと変わりました。このカーブは客車12~13連が綺麗に収まる好きなポイントでした。津軽線の大平駅から近かったです。

左下のだだっ広い緑のマウンド、これ新幹線のための準備だったと思われます。今はここに標準軌の線路が敷かれ、足元のトンネル内で合流している筈です。草が刈られていたので以前Upした秋の写真に比べて、線路のための敷地っぽいな..がよくわかります。

海峡線 新中小国(信)-津軽今別 3131レ ED79 15[青函](元ED75 787)

 

上のポイントから線路脇に降りて行ったところで上り快速を撮影、ATS/ATC切換のため上り列車は減速運転しています。西日を浴びたいい光線でした。

 

最後尾オハフ50 5012のサイドビュー。オリジナル50系の面影を残しつつ、大きい固定窓にピッチが合わないリクライニングシートが並び、屋根にはエアコンが載って大幅グレードアップ。好きな車両でした。

臨時快速の指定席車両ながらほぼ席が埋まっているように見えます。

海峡線 津軽今別-新中小国(信) 8144レ ED79 20[青函](元ED75 760) (2枚とも)

 

前記事で増結運転は修学旅行輸送か?と書きましたが、この年は海峡線開業から3年、まだ青函トンネルブームが冷めやらぬ頃だったからか、在籍車両フル動員で多客輸送を行っていたものと思われます。年が経つにつれ増結が無くなっていったんですが..

 

ローカル色の強い津軽線を長大編成がどんどん行き交う、何となく不思議な風景でした。

ED79はED75 からの改造車ということで自分的にストライクゾーンでしたが、”ドラえもん塗装”の時代があったり..これはちょっと敬遠でした(笑)。

 

今は新幹線が開通し、在来線の特急、快速が走ることはもうありませんが、今も長大な貨物列車が有効長一杯の交換駅に停車し、行き交っていることでしょう。

GWの東北行、1日+夕方だけちょっとの撮影でこれだけ撮れた..楽しい時代でした。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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