こんにちは。
今日はNゲージ鉄道模型”マニシャッフル”の本編第1弾、予告編から2週間ほど経ってスタートです。
マニを中心とした手持ちの荷物車両をシャッフルして、実際の編成に近づけてみよう というものです。
第1弾に選んだのは東海道、山陽方面の急行荷物列車38レです。1982年頃の編成を組んでみました。
EF58が牽引していた姿が記憶に残ります。
編成内容と模型車両表です。
運行番号、形式、始発/連結駅は”鉄道ファン”誌1982年10月号からの引用です。
荷38レは東小倉始発、門司、下関、名古屋で増結を繰り返し、名古屋から11連で汐留へ向かっていました。
荷物列車は予告編に書いたように運行番号によって、どこへどんな荷物を運ぶ車両か決まっていて、連結順も決まっていたようです。車両は色々、一部は形式指定もありますが、例外もあったみたい。
しかし、運行番号200番台、300番台行はパレット式、ここに客車タイプの車両が入る事(またはその逆)は無かったようです。
予告編の記事 → Nゲージ マニシャッフル~予告編
当時荷物列車は沢山走っていましたが、自分の手持ちの車両に合わせやすい荷38を選択しました。
これに沿って表のように模型車両を充てて編成を構成しています。メーカー、品番も書いていますが、単品あり、セット由来品あり、改造車あり..この意味でもシャッフル感満載です(笑)。
予告編でも載せたシャッフル前の同編成(Vol.49動画のキャプチャー画像)です。この編成に関してはシャッフルの結果、客車タイプが減ってパレット車がだいぶ増えることになりました。例えば写真の編成時はマニ44が2両でしたが、シャッフル後は倍増の4両連結になっています。
以下編成構成車両について書いてみたいと思います。名古屋-汐留間の11両編成+増結のマニ30、計12両編成です。
1両目 マニ36 2155
KATOの単品(品番5079)ですが、あったのはボディーだけでした(笑)。余っているマニ37を改造しようと思ってAssyで買ったのか?購入時の思惑は忘れていますが、足回りを休車中のマニ37からもらってマニ36にしています。テールライトの横幅が合わず、レンズの幅調整を加えてから組んでいます。
2両目 マニ44 2037 / 3両目 マニ44 2032
昨日入線したばかりのKATOマニ44、改番車が入ります。
表はワキなのにマニ44、早速形式が合っていないじゃん、、ですが..
こんな写真があるんです。実際の急荷38レです。木が邪魔で見にくいのですが、2,3両目 マニ44が繋がっていますので、これに合わせました。83年末の撮影、ダイヤ改正で車種が変わったのかもしれません。
1983/12 東海道本線 真鶴-根府川 荷38レ
2,3両目がマニ44に変わっている以外は1両目マニ36(に見える)から始まって、表の連結順通りに見えます。恐らくダイヤ改正で編成順、連結車両なども変わっていたと思われますが、上記編成表以外資料があまりありません。
4両目 マニ50 2168 / 5両目 マニ44 2109
KATOの14系利尻セットに入っていた車両を持ってきています。台車をコロ軸受け表現のあるKATO50系のTR230に交換しています。
5両目は製品のまま車番のマニ44が入ります。
6両目 ワキ8526
ここにも代走でマニ44を と思っていたのですが、ワキ8000にしました。再生産されたKATO品番8016ではありません。品番8005 スニ40と、品番8004 ワキ10000からの改造車です。本件はまた改めて書こうと思います。
7両目 スユ15 2036
護送タイプの郵便車です。KATO 14系ニセコ宗谷セットに入っていた車両です。TR217台車を履く高速型でした。こういう車両って締切扱いで電灯が点いていなかったのかも?ですが、客車タイプには基本室内灯を入れています。今回のシャッフルを機に自作室内灯化しています。
8両目 スユ44 10
郵便車両では唯一のパレット式車両です。
先日の記事→ Nゲージ KATOスユ44(実はスニ40)入線
で書いたようにKATOスニ40からの改造車です。上記記事の時の車番文字がオーバーサイズに思えたので小さくしています。インクジェットプリンターシール方式なので、この辺は手軽です。シールの厚みはありますけどね。なおこの車両、2000番台では無いですがEG(電気暖房)仕様化されたと思われます。本件上記リンク記事に追記しています。
9両目 オユ10 2575
こちらは車内で仕分け作業のできる郵便車、これは室内灯が入ってOKですね。KATOの単品、結構古い構造の車両でしたが、集電安定化等行って使います。屋根が銀色はどうなの?とも思いますが、今はこのままです。
10両目 マニ60 2671
郵便、荷物列車”東海道、山陽”セット由来の車両です。荷物車セットをまっとうに荷物列車に使っているのは、この編成ではこの1両のみです(笑)。改番してEG(電気暖房)仕様の2000番台にしていますが、インレタが乱れ気味です。
11両目 マニ44 2036
最後尾は昨日ジャンパ栓などを付けたマニ44です。
増結 マニ30 2008
11両編成に先日の”現金輸送車”マニ30が増結されると12連になります。折角あるので大抵いつも増結しています。今までならマニ44のテールライトが付かないので最後尾をマニ30に と考えるでしょうけど、テールライト付KATO品が入線したので編成途中に持って行くのも良いでしょう。
この車両もジャンパ栓表現など行っています。
この時は後ろから3両目にマニ30を増結しています。東小倉発の最後尾に連結されていたら門司でその後ろに2両増結されて..こんな連結位置もアリでしょうね。
マニ44は左側のジャンパ栓とケーブルを1本増設しています。右側ももう1つ増設したいのですが、スペースが厳しいです。
この編成、そのままED75が牽引しちゃったりもします。この編成をこのまま..はあり得ないんですが、12両編成の客車を止めておける留置線は交流、交直流機で統一している1階層にしかないので...
その時はスユ44をスニ40に換えます。スユ44は東海道方面のみの運用だったようなので...
ここまで凝ることもないんですけど、スニ40の出番が無いですからね(笑)。
マニシャッフル..やってみたかったのはこんな内容です(笑)。
荷物列車って色々個性的な車両が繋がっていたのが魅力ですが、ある規則性はあって..
手持ちの車両をかき回してどうやったら実編成っぽくなるか?パズルのようでもありました。
編成内容を再現しつつ、マニ30の連結位置や車種交換など、楽しめたらいいのかな と思っています。
あと2編成(1編成は客、荷混結)あります。またUpしてみたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。