特集ドラマ
『手塚治虫の戦争』
あらすじ
漫画の神様・手塚治虫。
その創作の原点は戦火の中にあった。
1970年代、漫画家としてどん底にあった手塚治虫は、自身の戦争体験をもとに『紙の砦』を描き始める。
連載打ち切り、会社倒産、すべてを失いかけた時、なぜ戦争を描いたのか。
執筆に挑む手塚治虫(高良健吾)と、戦時下を生きる分身・大寒鉄郎(原田琥之佑)。
漫画を描くことだけを支えに生きた二人の物語が、時代を越えて交錯する。
キャスト
高良 健吾
手塚治虫 『鉄腕アトム』、『ジャングル大帝』、『リボンの騎士』、『火の鳥』―― 数々の名作を生み出してきた稀代の漫画家。 漫画家生活30年。その名はすでに伝説となりつつあった。 ……のだが、漫画家人生最大のピンチに直面していた。
原田 琥之佑
大寒鉄郎 手塚治虫が描き始める漫画『紙の砦』の主人公。 漫画を描くことに夢中な16歳の少年。 いつ戦火に巻き込まれるかもわからない時代の中で、それでも漫画に向かい続ける。
田中 哲司
葛西健蔵 大阪でベビー用品を扱う葛西株式会社の社長。 経営者であり、漫画にも興味がなく、手塚とは別世界で生きてきた。しかし、仕事がきっかけで意気投合。純粋に創作に打ち込む手塚の姿に、人として深い敬意を抱いている。
野内 まる
岡本京子 宝塚音楽舞踊学校に通う女学生。 舞台に立つ夢を抱きながらも、戦争によってその日常を奪われる。戦時下でも漫画を諦めず描き続ける鉄郎と出会い、忘れかけていた夢を思い出していく。
久野 渚夏
明石健司 鉄郎が通う南野中学校の番長。 腕っぷしの強さで生徒たちに恐れられるが、実は大の漫画好き。鉄郎の描く漫画に魅せられ、その才能を誰よりも信じる親友となる。
山田 健人
三井明 鉄郎の同級生。 真面目な軍国少年で、漫画ばかり描いている鉄郎を快く思っていない。しかし、ある出来事をきっかけに、鉄郎や明石との距離を少しずつ縮めていく。
岡崎 体育
黒川拓二 漫画雑誌『少年キング』の編集者。 手塚治虫の才能に心酔し、その背中を追い続けてきた。世間が「手塚は終わった」とささやく中でも、その才能を信じ続ける。
長村 航希
伊丹邦夫 創作活動に大忙しな手塚治虫を支える若いマネージャー。 おおらかな人柄で、編集者やアシスタント、そして手塚を優しくつなぐ縁の下の力持ち。
相関図
【作】
桑原亮子
【原作】
手塚治虫『紙の砦』『ゴッドファーザーの息子』より 1970年代の東京、漫画家としてどん底にあった手塚治虫は、自身の戦争体験をもとにした漫画『紙の砦』を描き始める。
少年誌の連載は打ち切られ、会社も倒産――すべてを失いかけたその時、なぜ手塚は“戦争”を描こうとしたのか。
執筆に挑む1970年代の手塚治虫と、戦時下を生きる彼の分身・大寒鉄郎。
漫画を描くことに生を見出した二人の物語が、時代を越えて重なり合う。