『海のはじまり』
特別編
2021年、夏。
南雲水季(古川琴音)は4歳の海(泉谷星奈)と小さなアパートで暮らしている。
テレビの情報番組は東京オリンピックのことを連日報道している。
朝、図書館司書として働く水季は図書館入口近くの駐輪場で津野晴明(池松壮亮)の姿を見つける。
時間を合わせるために、わざとスニーカーの靴ひもをほどき、その場にしゃがんで結び直す水季。
津野は水季の存在に気づき「おはよ」と声を掛け、2人で図書館の中へ入る。
昼休み、休憩室でひとりで休む水季のもとへ津野がやってくる。
昼休み、休憩室でひとりで休む水季のもとへ津野がやってくる。
そして
「……南雲さんさぁ」と声をかけたのち、
「なんか、どっか、行きたいところある?」と続ける。
そして、2人で出かけないかという津野の提案に水季は驚きつつも、
「津野さんのこと好きになりたくないんですよ」と自分の心を抑制していると告白して…。