『マウンテンドクター』


第1話 初回15分拡大

北アルプスの麓にある長野県松本市で生まれ育った宮本歩(杉野遥亮)は、ある大切な約束を胸に医師になった整形外科医。
11年ぶりに地元に戻り、松澤周子(檀れい)が院長を務め、同級生で麻酔科医の村松典子(岡崎紗絵)がいる信濃総合病院に勤務することになるが、着任早々、整形外科と山岳診療科を兼務するよう命じられる。

山岳看護師の鮎川玲(宮澤エマ)によると、山岳診療科は、山で起きた病気やケガの対応と、週1回の山岳外来での診察、さらに、土日には山小屋で泊まり込みの勤務も行うという。
事前に何も聞かされていなかった歩は突然の話に戸惑うが、周子には何やら狙いがある様子。

しばらくして、外来で診察中の歩の元に、近くの山で遭難事故が発生したとの知らせが入る。
周子の指示で、歩は早速、救助用のヘリに乗って現場へ。
しかし、眼下に北アルプスの山々が見えてくると、ある記憶がフラッシュバックし、徐々に呼吸が荒くなっていく――。

現場では、登山用の装備とは思えない軽装の若者6人組が倒れていた。
そのうち、ケガを負った2人の応急処置を終えた歩は、彼らから病院へ搬送するよう救急隊に指示。
ところが次の瞬間、転んで胸を打ったという別の1人が、胸が痛いと苦しみ出す。
患者の意識レベルが低下していくなか、原因がわからず歩の焦りがピークに達し…。

病院に戻った歩は院長室を訪ね、なぜ自分が山岳診療科に配属されたのか周子を問いただす。
するとそこへ、周子から呼ばれた白衣姿の男が入ってくる。
男の名は江森岳人(大森南朋)。
同じ病院の循環器内科医で、歩と同じく山岳診療科兼務。
そのうえ、国際基準の検定に合格した医師だけがなれる国際山岳医だった――。



キャスト
宮本歩:杉野遥亮 
主人公。
整形外科医として信濃総合病院に勤務する。


村松典子:岡崎紗絵 
宮本の同級生で麻酔科医。
信濃総合病院で一緒に働く。


鮎川玲:宮澤エマ
山岳看護師。
宮本の山岳診療科でのパートナー。


小松真吾:向井康二
新米医師。
宮本に影響を受け成長していく。 


江森岳人:大森南朋
ベテラン山岳医。
宮本の指導者として登場。


松澤周子:檀れい
信濃総合病院の院長。
宮本を山岳診療科に配属する。


平早紀:トラウデン直美
看護師。
宮本の仕事をサポートする。


宮本市朗:遠山俊也
宮本歩の父親。
地元で尊敬される人物。


豪徳寺武:平山祐介
地元の山岳救助隊の隊長。
宮本と協力する。


宮本幸恵:石野真子
 宮本歩の母親。
家族を支える存在。



相関図






スタッフ
【脚本】高橋悠也
【演出】国本雅広、高橋貴司、保坂昭一
【音楽】林ゆうき
【プロデューサー】近藤匡(カンテレ)、大城哲也(ジニアス)
【制作協力】ジニアス
【制作著作】カンテレ