ドラマ10
『燕は戻ってこない』
第1話再放送
派遣社員として暮らすリキ(石橋静河)は悩んでいる。
職場の同僚、テル(伊藤万理華)から「卵子提供」をして金を稼ごうと誘われたのだ。
アメリカの生殖医療エージェント「プランテ」日本支社で面談を受けるリキ。
そこで持ち掛けられたのは「卵子提供」ではなく「代理出産」だった。
元バレエダンサーの草桶基(稲垣吾郎)とその妻、悠子(内田有紀)が、高額の謝礼と引き換えに二人の子を産んでくれる「代理母」を探していた―。
第2話再放送
元バレエダンサーの草桶基(稲垣吾郎)とその妻、悠子(内田有紀)の子を産む「代理母」の依頼を受けたリキ(石橋静河)。
決断できずにいると故郷から叔母の佳子(富田靖子)が危篤との知らせが入る。
一方の悠子も悩んでいた。
金の力で夫が他の女性との間に子を作る。
苦しい胸の内は親友にしか明かせない。
母、千味子(黒木瞳)の賛同を受け基は代理出産の計画実現に向けて突き進む。
ついに三人は直接顔を合わせるが―
第3話再放送
リキ(石橋静河)は基(稲垣吾郎)と悠子(内田有紀)の夫婦とついに顔を合わせる。
代理出産は単なるビジネスと自分に言い聞かせるが、悠子の思いも激しく揺れていることを知り混乱していく。
一方の基はリキと初めて会い、自分の選択に間違いはないと確信する。
自らの遺伝子を受け継ぐ子が生まれることへの期待が高まる。
リキは、身体が買われることへの抵抗から、女性向け風俗のセラピスト、ダイキ(森崎ウィン)と会う。
キャスト
石橋 静河
大石理紀
29歳の派遣社員。
生活の苦しさから、高額な謝礼と引き換えに代理出産を引き受ける。
稲垣 吾郎
草桶基
元トップバレエダンサー。
両親も有名なダンサーで、自らの遺伝子を継ぐ子を望む。
森崎 ウィン
ダイキ
女性用風俗で働くセラピスト。
代理出産を引き受けたリキに出会う。
伊藤 万理華
テル
リキの友人で病院事務の同僚。
リキに「卵子提供」のアルバイトを持ち掛ける。
朴 璐美
青沼
アメリカの生殖医療エージェント「プランテ」日本法人の代表。
リキと草桶夫妻を引き合わせる。
富田 靖子
佳子
北海道に住む、リキの叔母。
自分は独身だが、リキには結婚してほしいと願っている。
戸次 重幸
日高
リキが地元の北海道で働いていた老人ホームの元上司。
リキと不倫関係にあった。
中村 優子
寺尾りりこ
美術大学以来の悠子の親友。
現代風の春画を描く作家として活躍している。
内田 有紀
草桶悠子
基の妻。
売れっ子のイラストレーター。
長い不妊治療の末、子供を持つことを諦めた。
黒木 瞳
草桶千味子
日本人初の国際的バレリーナ。
息子の基もトップダンサーに育て上げた。
引退後バレエスクールを経営している。
スタッフ
制作統括
清水拓哉
磯智明
プロデューサー
板垣麻衣子 大越大士
演出
田中健二
山戸結希
北野隆