ドラマOne
「ガリレオ SEASON1」


第7話再放送
「予知る(しる)美しき妻の愛した恐怖の殺人装置」

 湯川(福山雅治)と薫(柴咲コウ)は、栗林(渡辺いっけい)から、ある事件について相談を持ちかけられる。
事件が起きたのはいまから半年前のこと。
栗林の友人で、食品加工会社を経営する菅原(塚地武雅)は、静子(深田恭子)と結婚してすぐに、飲食店で知り合った冬美(桜井千寿)という女性と浮気をしていた。

そんなある日、菅原のマンションに、大学時代の後輩・峰村(佐藤重幸)が遊びにきた。
そのとき、菅原の携帯電話に冬美から電話が入る。
冬美は、何故か向いのマンションの一室におり、結婚してくれないなら死ぬ、と菅原に告げると、菅原が窓越しに見ている目の前で、ロープで首を吊って自殺を図ったのだという。
この一件が原因で、菅原は、静子から離婚を言い渡され、多額の慰謝料を取られていた。
だが、この事件には不思議な点があった。
実は菅原は、冬美が自殺する1週間前、同じ部屋で女性が首を吊るのを見た、というのだ。

その日、菅原は、出張だと嘘をついて、同じマンションに住む友人の部屋でAVのDVDを見ていた。深夜2時ごろ、カーテンを閉めようとした菅原は、向かいのマンションの一室で、女性が首を吊るところを目撃したのだという。
ふいに部屋の電気が消えたこともあって、その女性が誰だがわからなかったらしいが、菅原は、一緒にいた友人にもその話をしていたらしい。 
栗林は、菅原が冬美の自殺を予知していたと主張するが・・・。