『特捜9 season7』


第2話
「嘘つき」

ある休日、特捜班メンバーの高尾由真(深川麻衣)は先輩の小宮山志保(羽田美智子)を誘って、高校時代の親友・寺本麻里佳(長井短)が営む、人気の古民家カフェを訪れた。
麻里佳と開店前に待ち合わせして店に入ったところ、麻里佳の共同経営者で調理を担当する藤沢睦美(宮﨑香蓮)が厨房で刺殺されているのが見つかる。
麻里佳やアルバイトの熊井寛人(草野大成)によると、睦美は事件の夜、ひとりで店に残っていたらしい。 

臨場した特捜班の主任・浅輪直樹(井ノ原快彦)は、遺体の右手が何かを握っていたような形になっているのが気にかかる。
また、カフェの前に集まった野次馬の中に挙動不審な男を発見。
彼は以前、よく店を訪れていた元常連客の長谷渉(長谷川ティティ)だとわかるが…。 

そんな中、睦美はフードコンサルティング会社の社員・樽谷宏(見津賢)と最近、トラブルになっていたことも発覚する。
樽谷と彼の上司・小林沙織(河井青葉)がいうには、経営について様々なアドバイスをし、順調に売り上げが伸びていたにもかかわらず、1週間前にすべての契約を白紙に戻すと睦美から一方的に告げられたという。 

その矢先、麻里佳と睦美が店の経営をめぐって言い争いをしていたことが発覚。
さらに、麻里佳について次々と知らない事実が浮上していき、周囲の人間にたくさんの嘘をついていたことが判明。
麻里佳への疑惑がふくらむ中、由真は刑事として、最後まで真実を追求することができるのか…!?そして苦悩する由真を見つめる直樹が取った行動とは…!?