土曜ナイトドラマ
『6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の2番目の憂鬱』


第1話

コロナ禍で中止が続いていた花火大会だったが、昨年、満を持して開催。
それを機に、花火職人として仕事へのやる気にみなぎっていた望月星太郎(高橋一生)だったが、現在は、自室に引きこもる生活を送り、望月煙火店は開店休業状態に。
自堕落な生活を送る理由は、花火大会後に星太郎に殺到した取材と、子どもの頃からの彼の性格が関係していて…? 

一方で、住み込みで働く星太郎の弟子・水森ひかり(本田翼)は他店で花火職人としてバイトに励んでおり、そのことで改めて望月煙火店の技術のすばらしさに気付いたと星太郎を諭すのだった。

同じ頃、久しぶりに望月航(橋爪功)の幽霊が2人の前に現れる。
やる気のない星太郎の姿を目の当たりにした航は、煙火店を畳んでしまえと毒づくが、それを受けた星太郎は、航の本心に気付き、ひかりに婚活の相談を…!? 
そんな時、謎の女性・野口ふみか(宮本茉由)が突然、望月煙火店にやってくる。
なんと彼女は、星太郎に弟子入りを志願するばかりか、いきなり結婚を申し込んで――?


キャスト

望月星太郎(もちづき・せいたろう)<43歳>
高橋一生
花火師。
代々受け継がれてきた望月煙火店という花火師の家に生まれ、自身も花火師となった。
9歳の時に両親が離婚し、以降は父親の航(こう)と2人暮らしていたが、航が他界後は、ひかりと幽霊として現れた航と奇妙な共同生活を送ることに。
コロナ禍の影響で、大規模な花火大会や競技会が中止になっていたが、昨年、ようやく花火大会が開催されてモチベーションが高まるも、あることを機に、やる気をなくして引きこもり生活を送る。
ぶっきらぼうで不器用な性格だが、花火に対する思いは人一倍強い。


望月 航(もちづき・こう)<享年・80歳>
橋爪 功
煙火店の四代目。
「すまん…」という一言を残して急逝するも、なぜかその後、幽霊となって息子・星太郎の前に現れるように。
昨年の花火大会以降は姿を見せなかったものの、なぜか突然、再び星太郎とひかりの前にやってくる。
やる気のない星太郎の姿を見て
「いっそのこと、この店畳んじまえ!」と毒づくも、その心中は…!?


水森ひかり(みずもり・ひかり)<30歳>
本田 翼
ひょんなことから見かけた《あなたのためだけの花火を打ち上げます》というチラシをきっかけに、望月煙火店を訪ねて、後に星太郎の弟子となり、住み込みとなった。
開店休業状態の望月煙火店をよそに、自身の花火職人としての腕を磨くべく他店でバイトとして働いている。
第六感を持っており、幽霊となった航の姿が見え、コミュニケーションを取ることもできる。


野口ふみか(のぐち・ふみか)<27歳>
宮本茉由
突然、望月煙火店にやってきた謎の女性。
星太郎に弟子入り志願するばかりか、結婚まで迫ることに。
まさか、煙火店を乗っ取るために誰かが仕向けた刺客なのだろうか? 
まさか、星太郎のストーカー? 
それとも!? 
しかし実は、彼女が花火職人を目指す背景には、ある理由が…。




スタッフ
脚 本
橋部敦子

監 督
藤田明二(テレビ朝日)ほか

エグゼクティブプロデューサー
内山聖子(テレビ朝日)

プロデューサー
中込卓也(テレビ朝日)
後藤達哉(テレビ朝日)
山形亮介(KADOKAWA)
新井宏美(KADOKAWA)

制作協力
KADOKAWA

制作著作
テレビ朝日