Fセレクション
『ドラフトキング』


第1話
「2番目の男①」

横浜ベイゴールズのスカウト郷原眼力(ムロツヨシ)は独善的だが自他ともに認めるすご腕スカウト。
新人スカウトの神木(宮沢氷魚)が期待の剛腕・東条(増永樹)に注目する一方、郷原は目立たない控え投手の桂木(生田俊平)を獲得すべきだと主張。
郷原の進言に、部長の下辺(でんでん)をはじめ、スカウト部の面々も首を傾げるが……。
選手の完成形を予見することが重要だと説く郷原の眼には、一体何が映っているのか?


キャスト 
郷原眼力
ムロツヨシ 
横浜ベイゴールズのスカウト。
独善的で毒舌家だが、スカウトに関しては自他ともに認める凄腕。
数々の隠れた原石を並外れた“眼”を武器に見いだしていく。


神木良輔
宮沢氷魚 
横浜ベイゴールズの新米スカウト。
高卒で横浜ベイゴールズに入団したものの、全く通用せず。
引退後スカウトになり、元プロ選手の視点から誠実に選手と向き合う。


下辺陸夫
でんでん 
横浜ベイゴールズのスカウト部長。
郷原に振り回されながらもスカウトとしての腕を認めており、人情派な一面も見せる。
トレードマークは他球団の帽子と熊モチーフ。


毒島竜二
伊武雅刀 
大阪ホワイトタイガースのスカウト。
ハブの異名を持つ凄腕のベテランスカウトで、規定ギリギリのあらゆる手法を展開し、選手獲得を目論む。
郷原の宿敵。


大津良介
上地雄輔 
横浜ベイゴールズのスカウト。
元プロ選手で、神木の相談にも乗ってくれる頼りになる存在。
プロ入り前の担当スカウトは下辺で、現役引退を決意した時は真っ先に連絡していた。


飯塚健
平山祐介 
横浜ベイゴールズのスカウト。
勤務態度は不真面目でチャラいが、長いプロ経験を生かして選手の本質を見抜く。
スカウトとしての能力は高い。


美嶋瞳
藤間爽子 
フリーのライター。
郷原と阿比留の過去を取材したことがきっかけで郷原のことを良く思っておらず、神木に「郷原のようなスカウトにはなるな」と忠告する。


大越智成
川久保拓司 
横浜ベイゴールズのスカウト部主任。
データや成績を重視する理論派で、自分の眼を信じる郷原や元プロの感覚を大事にする飯塚とは相性が悪い。


筒井高志
阪田マサノブ 
横浜ベイゴールズGM。
郷原らスカウト部メンバーのプレゼンをもとに選手獲得方針を決定する。
ドラフト会議ではクジ引きの大役を担う。


佐々木達雄
大鷹明良 
花崎徳丸高校野球部の監督。
甲子園常連校を率いる名将だが、選手起用をめぐり、ある策を講じる。


桂木康生
生田俊平 
花崎徳丸高校3年・控え投手。
抜きんでた才能は無いように見えるが、郷原だけが獲得を目論んでいる。


東条大貴
増永樹 
花崎徳丸高校3年・エース投手。
全球団が注目している圧倒的才能の持ち主で、神木もスカウトを試みる。


阿比留一成
町田啓太 
万田自動車の野球部員。
プロでも通用する実力を誇るが、あえて社会人野球を続ける逸材。
横浜ベイゴールズを入団拒否した過去があるが、神木が再び獲得を試みる。


猪俣繁
田中要次 
万田自動車野球部の監督。
阿比留を巡り、郷原や下辺ともめた過去がある。練習場に度々やって来る神木に対しても冷たい。


宗野崇
高橋努 
横浜ベイゴールズ二軍ヘッドコーチ。
現場の立場から郷原とよく情報交換をしている。真田丸の低迷ぶりに頭を悩ませ、スカウト部に苦言を呈する。


北畠花代
仙道敦子 
北畠翔の母。
シングルマザー。
一人息子を大切に育てており、心から応援している。

真田丸謙吾
中山翔貴 
飯塚の推薦で、ドラフト1位指名で入団した横浜ベイゴールズの投手。
入団後は全く結果が残せず低迷しているが、立ち直らせようと神木が寄り添う。


北畠翔
木戸大聖 
大阪のボーイズリーグで活躍する投手。
中学2年生ながら高いポテンシャルを持ち、郷原と毒島が熱視線を送る。


比嘉一太
きたろう 
石垣商工高校野球部の監督。
仲眞のためを思い、名門である明英大学進学を勧める。


山城浩市
モロ師岡 
明英大学の監督。
毒島と結託し、大学の強みを生かすことで仲眞の獲得を目論む。


仲眞好子
須藤理彩 
仲眞大海の母親。
看護師として働いており、息子の夢を全力で応援したいと考えている。


仲眞耕三
阿部亮平 
仲眞大海の父親。
比嘉監督や山城監督からの厚意に恩義を感じており、息子のために大学進学を勧める。


仲眞大海
兵頭功海 
石垣商工高校野球部のエース投手。
高校1年生の頃から郷原に注目されている。
甲子園へ行くという夢のため、怪我に悩まされながらも周囲には隠している。


照屋勉
福松凜 
石垣商工高校野球部のキャプテン・内野手。
野球偏差値が高い、隠れた名手。
仲眞の怪我のことを知っている唯一のチームメイト。


宮里幸太郎
八木将康 
興章実業高校野球部所属でプロ注目のスラッガー。
小学生の頃から毒島に目を掛けられている。
県大会では、仲眞の前に立ちはだかる。


知念正貴
高品雄基 
興章実業高校野球部所属の捕手。
強打を誇り、司令塔の役割も担うチームの中心選手で、宮里と同様に毒島から期待されている。


スタッフ 
原作:
「ドラフトキング」クロマツテツロウ(集英社「グランドジャンプ」連載) 

監督
山本透(第1~2話、第5~10話)、吉川祐太(第3~4話) 

脚本
鈴木謙一 

音楽
櫻井美希制作協力:ROBOT 

製作著作
WOWOW