『特捜9 season7』


第1話 拡大スペシャル

浅輪直樹(井ノ原快彦)ら特捜班メンバーはオフィスの模様替えについて話し合うも、意見がバラバラで打合せは大モメ。
そんな中、事件発生の知らせが舞い込み、一同は現場のマンションに急行する。
早朝、マンション内で大きな落下音が響いたため複数の住人が廊下に出て確認したところ、中庭で管理人・林田浩児が頭から血を流して死んでいたという。
遺体のそばには割れた植木鉢が落ちており、鉢と頭部の傷は合致したが、自分でぶつかったのか、殴られたのか、はたまた上から落ちてきたのかは不明だった。

特捜班は、直樹と新藤亮(山田裕貴)、小宮山志保(羽田美智子)と高尾由真(深川麻衣)、青柳靖(吹越満)と矢沢英明(田口浩正)の3チームに分かれて住民への聞き込みを開始。
被害者との関係や動機、アリバイを探りはじめる。
ところが、現場のマンションは間取りや家賃がバラバラなこともあり、住人たちもプログラマー、元教師、経営者、クラブ勤務、求職者など仕事や生活ぶりはさまざまだった。
バラバラなのは捜査に当たった特捜班も同じで、6人はそれぞれ異なる住人に疑いの目を向けて…!?


キャスト

浅輪直樹(あさわ・なおき)
/井ノ原快彦
警視庁捜査一課特別捜査班主任。
警部補。
個性派揃いの特捜班をまとめる中間管理職。
共感力に長けており、細やかな人の心の動きを見逃さない。
『9係』時代の係長・加納倫太郎の薫陶を受け、無駄と思える捜査にこそ大事な真実があるという信条を実践している。


村瀬(小宮山)志保(むらせ・しほ)
/羽田美智子
警視庁捜査一課特別捜査班刑事。
警部補。
特捜班の長女的存在で、メンバーを温かくまとめ、直樹を支えている。
一方で、行動力と決断力は誰にも負けていない。『season4』で、現・捜査支援分析センター(SSBC)副所長の村瀬健吾と結婚。
車いす生活の夫を支えつつ自らの仕事にも妥協しない。


青柳靖(あおやぎ・やすし)
/吹越満
警視庁捜査一課特別捜査班刑事。
警部補。
反骨精神の持ち主で予定調和が大嫌い。
捜査の過程で度々、権力者や組織と衝突してきた。
特に弱者を食い物にする反社会勢力は絶対に許さない。捜査や取調べ面での刑事技量は高い。
恋人の垣内妙子と同棲している。


矢沢英明(やざわ・ひであき)
/田口浩正
警視庁捜査一課特別捜査班刑事。
巡査部長。
大らかな性格で、変わり者の青柳と長年、コンビを組んでいる。
普段は調整役に回ることが多いが、特捜班きっての人情家で温かい心の持ち主。
妻は人気漫画家。


新藤亮(しんどう・りょう)
/山田裕貴
警視庁捜査一課特別捜査班刑事。
巡査。
科警研での研修を終え、特捜班に戻ってきた。
特捜班を愛し、直樹を兄のように慕う若手刑事。特捜班では長らく末っ子的存在だったが、由真には先輩風を吹かせている。


三ツ矢翔平(みつや・しょうへい)
/向井康二
警視庁刑事部捜査支援分析センター所属の分析官。
事務畑出身で刑事経験はないが、特捜班との出会いで、刑事への思いが芽生えはじめた。
明るく、お調子者的性格だが、仕事は超優秀。
特捜班からの無茶なオーダーにも期待以上に応える。


高尾由真(たかお・ゆま)
/深川麻衣
警視庁捜査一課特別捜査班刑事。
巡査。
『season5』で品川署から異動してきた。
最初は自由すぎる先輩たちに戸惑ったものの、真面目な性格と持ち前の負けん気、なにより直樹をはじめとする特捜班メンバーの影響を受け、自分でも気づかないうちに殻を破って成長してきた。


浅輪倫子(あさわ・みちこ)
/中越典子
直樹の妻。
『9係』の係長だった加納倫太郎の実娘であり、優秀なお菓子職人。
昼間はカフェで働いている。


早瀬川真澄(はやせがわ・ますみ)
/原沙知絵
関東監察医務院に勤務する監察医。
司法解剖の実務派プロフェッショナル。
付き合いの長い特捜班のことを、家族のような気持ちで応援している。
志保とはプライベートでも仲が良い。


国木田誠二(くにきだ・せいじ)
/中村梅雀
警視庁捜査一課特別捜査班班長。
警部。
かつて警視庁捜査一課6係の有能な係長だった。広報部を経て特捜班に異動。
掃除が大好きで細かい性格。
警察内部の事情通。



相関図




主題歌・スタッフ
脚 本
徳永富彦 ほか

音 楽
𠮷川清之

監 督
豊島圭介 ほか

主題歌
20th Century「旅立ちの鐘」
(MENT RECORDING)

ゼネラルプロデューサー
大川武宏(テレビ朝日)

プロデューサー
川島誠史(テレビ朝日)
森田大児(東映)
土井健生(東映)

制 作
テレビ朝日/東映