ドラマOne
『救命病棟24時 第1シリーズ』


第11話再放送
「この命にかえても」

楓(松嶋菜々子)は頭痛に悩む進藤(江口洋介)のことが気がかりでならない。
相談を受けた堺(杉本哲太)が検査を受けるようにすすめると進藤がは素直にうなずく。 

しかし検査は最悪の結果だった。
「非分泌性脳下垂体腫瘍」が脳のど真ん中にあるという。

堺と楓は手術するようにすすめるが進藤は拒否。植物状態の妻、早紀(高田美佐)のことが心配なのだ。

堺は先輩脳外科医の植松(大高洋夫)に相談。
放射線治療で腫瘍が小さくなる可能性があると言う。
進藤も堺の説得に負け病院には内緒で治療を受けることに同意する。

5回目の放射線治療の頃には頭痛も治まり目のくらみも落ち着いてきた。

6回目の治療の日。
運の悪いことに救命救急センターは目の回るような忙しさでてんやわんや。
辻(八嶋智人)は入院患者、楓は腰を痛がる外来のたつ江(清水保子)を担当。

楓は、たつ江の腰の痛みを鼠径部ヘルニアカントンと診断して婦長のルリ子にほめられる一方、付き添いの孫娘、睦美(西野麻美)の発熱を見落としたことで、進藤と堺がいないことが医局長の多田(清水章吾)にバレてしまう。

その頃早紀は、少しずつ回復のきざしを見せていたが、病室を訪れた楓と看護婦のゆき(須藤理彩)が早紀の異変に気づく。
植物状態の患者には致命傷となりかねない肺炎を併発していたのだ。

早紀はこのまま命を終えてしまうのか・・・。