ドラマOne
『救命病棟24時 第1シリーズ』


第7話再放送
「復活…そして覚醒」

進藤(江口洋介)は医局長の多田(清水章吾)に「一週間以内に出て行けばいいから」と言われ、早紀(高田美佐)の転院先を探し回っていた。

一方、楓(松嶋菜々子)は看護婦のゆき(須藤理彩)から「早紀に反応が見られた」と聞かされる。
ところがそれは、転院先が見つからない早紀のことを心配したゆきが、容態が変われば病院においてもらえると考えた嘘だった。

その頃、アルバイトで一流ホテルでの客の診療を行っていた進藤は、暴漢に襲われ呼吸困難に陥っている次期総理候補の犬丸(山崎満)を診察していた。 

秘書たちは極秘に治療したがっているが、
「放っておくと死ぬ」という進藤の判断に従い救急車を呼ぶことに同意させる。

手術は無事成功。
進藤の腕を見込んだ犬丸の秘書たちは、多田に「いい人材を揃えてますな」とべた褒め。

副院長の氏家(清水紘治)は手術を終えたばかりの進藤を呼び止め
「明朝9時、私の部屋へこい」と言う。
犬丸の秘書が話をしたがっているというのだ。

「僕はもう救命の人間じゃない」と言う進藤に対し、氏家は「処分は白紙にする」と口走る。
「患者を選ぶのも大事だ」と言う氏家に対し進藤は「総理候補だから助けたのじゃない」と反発。

興奮する進藤を制止する多田。
同僚医師や看護婦たちが見守る中で進藤は
「俺たちは患者を選んだことは一度もない。ここには患者を死なせて平気な奴なんかいない。」と信念を貫くのだが・・・。