土ドラ
『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』


第10話
「おっさん、友情に悩む!」

美穂子(松下由樹)は、経営する動物病院でとある相手と電話していた。
普段見せない苛立った表情の美穂子に不穏な空気を感じる息子の大地(中島颯太)。
新たな嵐が誠(原田泰造)や大地たちを巻き込もうとしていた――

実家の両親にカミングアウトをするため、大地の恋人・円(東啓介)が帰郷する。
大地は不安を感じるが、そんな大地に誠は自分が我が子を授かった時の話をする。
生まれた瞬間、
「この子は私の娘なんです!」と周りの人に誰彼構わず自慢してしまった、と。

「君たちが望むことを、周りのせいで制限を受ける必要はないと思う」

誠の言葉に少しだけ勇気をもらう大地。
そんな大地の前に10数年ぶりに父・堀内真一郎(相島一之)が現れる。
美穂子の電話の相手は10年以上前に離婚した元夫・真一郎だったのだ。

真一郎は大地に「お前の将来が心配だ」と円との関係を考え直すように告げる。
そんな父に、大地は自分の思いを伝えようとするが―――
そんな中、翔(城桧吏)の友人・静(椿奈央)に新たな恋の予感が!? 
クライマックスに向け、それぞれの思いが錯綜する混迷の第10話!