『厨房のありす』


第3話
「「助けて」って言えば良い」

親友・和紗(前田敦子)の生まれてくる赤ちゃんの名前を一緒に考え始めるありす(門脇麦)。
和紗の母・明希子(阿南敦子)が言うには、親は“こういう子に育ってほしい”という気持ちを名前に込めるようだけど… 
「私の名前には、どんな気持ちが込められたんでしょうか…」。
ありすは、自分の名前を付けてくれた母親の思いが知りたくなってしまう…。

スーパー三國谷で買い出しをするありすと倖生(永瀬廉)は、店の常連客・優奈(新井郁)の家族とバッタリ鉢合わせ。
厳しい義母・陽子(円城寺あや)の前で萎縮している優奈…。
一方、店長・優作(前原瑞樹)は、ありすの正直すぎる言動に困惑し、倖生に八つ当たり。
「愛想が悪い」
「ありすの店で足手まといになっている」と言いたい放題の優作に、何も言い返せない倖生だったが、ひょんなことからホールをひとりで回すことになり、汚名返上しようと奮起する。

そんな中、ありすは優奈の体調の異変に気付き、あるメニューを考案。
息子のお受験に思い詰める常連客・優奈(新井郁)に、心護(大森南朋)は苦労だらけの子育ての思い出を話す。
心護はひとりで、どうやってありすを育ててきたのか?

頑張る倖生に思わぬ疑惑がかけられる!
その時、ありすは…!?
ひとりで抱え込みすぎる人の心を軽くする心護の言葉とは?
そして、五條製薬の意外な人物が、心護に会いに来て――!?