金曜ナイトドラマ
『おっさんずラブ-リターンズ-』


第2話
「渡る世間に武蔵あり」

待ちに待った新婚生活がスタートし、ウキウキ上機嫌の春田創一(田中圭)。
牧凌太(林遣都)と一緒に朝ごはんを食べて、いざ出勤…と家を出ると、隣の家の前に“血だらけの男”が…。
慌てて駆け寄ると、なんとその男は、転職してきた謎多き部下・和泉幸(井浦新)だった! 
唖然とした春田が救急車を呼ぼうとした瞬間、和泉宅のドアから、ゆるーいテンションで現れたのは、謎の移動式おかかおむすび専門店の店主・六道菊之助(三浦翔平)。
倒れている和泉を見てもまったく動じない菊之助は、
「これは見なかったことに」と笑顔で春田に告げ、ひょいと和泉を抱きかかえて爽やかに家の中に入っていき…!?

衝撃的光景が頭から離れぬまま、出社してミーティングに参加する春田。
そもそも、家がお隣さんだったことも驚愕なのだが、当の和泉からは風邪で休むという連絡が入る。
いやどう考えても風邪って感じじゃなかったんだけど…!?

一方、春田のもとには母・幸枝(栗田陽子)から「新居を見に行きたい」とメールが入る。
今週末の来訪に備え、準備をしなければと焦り出す牧。
お気楽に構える春田だが、
「俺にとってはお姑さんですから」と牧の表情は曇り…。

その夜、荒井鉄平(児嶋一哉)の店「居酒屋わんだほう」で開かれた新年会に、春田、牧、荒井ちず(内田理央)、荒井舞香(伊藤修子)、栗林歌麻呂(金子大地)、栗林蝶子(大塚寧々)、武川政宗(眞島秀和)が集結する。
楽しく飲んでいたかと思いきや、ふとカウンターから歌麻呂と蝶子が言い争う声が…。
どうやら最近二世帯住宅で暮らし始めたものの、蝶子と10歳年下の歌麿呂の母・市の折り合いが悪く、“渡鬼状態”だという。

一方、なんだかんだと週3で、春田と牧の新居にやってくる家政夫の黒澤武蔵(吉田鋼太郎)。
相変わらずプロフェッショナルな仕事ぶりを貫くも、そのうち、日々の掃除の仕方についてネチネチと小言を言い始める。
対する牧も、料理の味付けの濃さにクレームを入れ始め、2人は一触即発状態に。
永遠のライバル、武蔵VS牧の“地獄の嫁姑バトル”が開戦する…!?