土曜ナイトドラマ
『離婚しない男―サレ夫と悪嫁の騙し愛―』


第1話

大手新聞社・関東新聞の社会部エース記者である岡谷渉(伊藤淳史)はある日、妻・ 綾香が男と二人でホテルに入る不倫現場を目撃してしまう。
それを機に、会社には育児に専念するという理由で部署異動願を出し、在宅ワークに切り替えるようになる。
しかし渉の本当の目的は、綾香と離婚し、愛娘・心寧(磯村アメリ)の親権を得ること。
娘の養育実績を作り、裁判で少しでも有利になるためだった。
しかし、凄腕の離婚弁護士・財田トキ子(水野美紀)のもとを訪れた渉は、父親の親権の獲得率はわずか1割だと突き放され弁護を受けてさえもらえず…。
落ち込む渉のもとに、財田と業務提携を結ぶ探偵の三砂裕(佐藤大樹)が現れ、裁判で戦える証拠集めを共にすることを提案。
渉は、年下だが馴れ馴れしく接する裕に戸惑いながらも、彼からの提案を受け入れる。

後日、綾香の不倫相手である、心寧が通う芸能事務所のチーフマネージャー・司馬マサト(小池徹平)の行動を見張っていた裕は、綾香とマサトがふたりで逢引しているところを発見し、尾行。
ホテルに入るのだと思いきや、彼らがタクシーで向かった先は意外過ぎる場所で――!?


キャスト
岡谷 渉(おかたに・わたる)
伊藤淳史
関東新聞社の社会部記者。
ある日、妻・綾香が不倫していることを偶然知ってしまい、エース記者だったにも関わらず、出世を捨ててまで在宅ワークに切り替えイクメンデビューする。
その理由は、7歳になる一人娘・心寧の親権を獲得するべく養育実績を重ねるため。
しかも、その真の目的を悟られないように綾香の不倫の証拠も収集しなければならず…。
渉は「心寧のためならなんだってする」と決意をするのだった。


司馬マサト(しば・まさと)
小池徹平
渉の妻・綾香の不倫相手で、業界最大手芸能事務所ポールサニープロダクションのチーフマネージャー。
表向きは渉と綾香の娘・心寧をスカウトする目的で綾香の前に姿を見せたが、実はある壮大な計画を企てていて…!? 
やがて、岡谷家のマンションに隣人として引っ越すなど、綾香との不倫をより大胆にエスカレートさせていく。


三砂 裕(みさご・ゆう)
佐藤大樹(EXILE/FANTASTICS)
財田法律事務所と業務提携している探偵。
渉のバディとして、積極的に綾香の不倫調査に協力する。
初対面からなれなれしく渉と呼び捨てにし、《エモいこと》に過剰に反応する。


岡谷綾香(おかたに・あやか)
渉の妻。
かつてはアイドルデュエットとして活動していたが、現在は専業主婦。
娘を有名子役にさせようと熱心。
その理由には彼女の過去も大きく関係していて…。
いきなりイクメンデビューした渉が不倫していると疑うが、実は不倫しているのは自分で、マサトとの刺激的な逢引を楽しんでいる。
渉はマサトと自分との関係に気づいていないと思っている。


森野千里(もりの・ちさと)
玉田志織
業界最大手芸能事務所ポールサニープロダクションのスタッフで、司馬マサトの部下。
たびたび彼のもとを訪れる綾香に嫉妬にも似た感情を抱いている。
しかし、マサトと綾香しか知らない情報もなぜか掴んでいて…。


財田トキ子(たからだ・ときこ)
水野美紀
財田法律事務所の代表弁護士。
離婚裁判、とりわけ親権に関する事案については日本有数の実績を誇る敏腕。
ドライな性格で、男親の親権獲得を目指す渉に厳しい現実を突きつける。
しかし、実は情に厚い面があり、愛娘・心寧のために必死になっている渉の行動に次第に心を動かされていく。
独特の言い回しで話し、甘いものには目がない食いしん坊な一面もある。



相関図





原作
大竹玲二
「離婚しない男」
(講談社ヤングマガジンKC)


スタッフ
脚 本
鈴木おさむ

音 楽
ワンミュージック

ゼネラルプロデューサー
服部宣之(テレビ朝日)

プロデューサー
浜田壮瑛(テレビ朝日)
長谷川晴彦(KADOKAWA)
平体雄二(スタジオブルー)

演 出
木村☺︎ひさし
吉川祐太
竹園 元(テレビ朝日) 

制作協力
スタジオブルー

制作著作
テレビ朝日