木曜ドラマ
『めぐる未来』


第1話

感情を表に出さない夫・襷未来(萩原利久)は、明るく無邪気な最愛の妻・めぐる(早見あかり)にも言えないある秘密があった。

それは、感情の起伏が激しくなると過去に戻ってしまう原因不明の病気。

母からは、絶対に病を発症させてはいけない、と強く言われていた。

この病のせいで、感情を出さないよう、ずっと自分を押し殺してきた未来に、手を差し伸べてくれたのがめぐるだった。

めぐるとの結婚記念日が迫る中、未来のもとに、非通知で電話がかかってくる。

出てみると、ボイスチェンジャーの声で「しんじゃうよ」とひと言。

嫌なイタズラだと思った未来だったが……。

迎えた1月18日の結婚記念日。

「今夜、楽しみにしているね」と出勤するめぐるを送り出した未来だったが……その後、信じがたい知らせが入る。

午後3時ごろ、めぐるが職場の外階段から落下し、亡くなってしまったという。

第一発見者は、同僚の日南小夜(香音)。

刑事の時任(勝村政信)は、自殺の可能性が高いと話すが……。

「めぐさんがいない人生なんか、考えられない……!」。

動悸が激しくなる未来は、“過去に戻る病”が発症してしまうことを懸念するも、めぐるを救うために過去に戻ることを決意する!

果たして、未来はめぐるの死を防ぐことはできるのか!?



キャスト
襷未来(萩原利久)
父からの遺伝で「過去に戻る病」を抱えている。感情の起伏が発症のスイッチとなってしまうため、幼い頃から感情を表に出さないよう心掛けており、他人と関わらない孤独な生活が続いていた。
現在はデザイナー兼イラストレーター。
カフェでの作業中、当時アルバイトとして働いていためぐると知り合う。
いつしかかけがえのない存在となった彼女と結婚。
自らを犠牲にしてでもめぐるを救いたいと思うほどに愛情深い。


襷めぐる(早見あかり)
未来の妻。
出版社の編集部で働いている。
未来とは対照的に、ドジなところはあるが明るく無邪気で外交的。
ずっと孤独に生きてきた未来に初めて寄り添った人物であり、現在は未来と相思相愛である。
最近、誰かに見られている気がして……⁉


相関図



スタッフ
原作
辻やもり 「めぐる未来」(芳文社「芳文社コミックス」)

脚本
井上テテ
高矢航志

監督
久万真路
塩崎遵

チーフプロデューサー
前西和成

プロデューサー
山本晃久
大沼知朗(吉本興業)
宇田川寧(ダブ)
田口雄介(ダブ)