土曜プレミアム
『世にも奇妙な物語 '23秋の特別編』



「永遠のふたり」

キャスト
坂本 一
草彅 剛

安藤リカ
大西礼芳

三田隊長
姜 暢雄

白髪の老人
モロ師岡

二宮康孝
江口洋介

スタッフ
脚本・演出
星 護

編成企画
渡辺恒也、長嶋大介、水戸祐介

プロデュース
中村亮太

制作
フジテレビ

制作著作
共同テレビ


ストーリー
古い研究室を警察特殊部隊が包囲し、突入の指示を今か今かと待ち受けている。
その特殊部隊の視線の先には、教授を殺害した犯人として疑いをかけられている助教授の坂本一(草彅剛)と教授の秘書の安藤リカ(大西礼芳)がいる。
坂本は立てこもりながら、必死に自分の無実を訴えるが誰も聞かない。
二宮警部(江口洋介)が事件現場に到着し、さらなる説得を始めるが坂本は応じない。
二宮警部はタイミングを見計らい特殊部隊に突入の指示を出す。
それに気づいた坂本は、とあるボタンの前に立つ。
意を決してボタンを押す坂本。
すると、世界は一変し……。


「地獄で冤罪」

キャスト
山根航平
北村一輝

三雲一郎(声)
花江夏樹

長沼拓也
鈴之助

スタッフ
脚本
辻野正樹

演出
松木 創

編成企画
渡辺恒也、長嶋大介、水戸祐介

プロデュース
中村亮太

制作
フジテレビ

制作著作共同
テレビ


ストーリー
弁護士の山根航平(北村一輝)が夜遅く誰もいない事務所で仕事をしていると、部屋の向こう側から「僕は、無実なんです!冤罪なんです!」と狂気を帯びた声が聞こえてくる。突然の事に恐怖を感じる山根。
その声の主は、殺人の罪で先日死刑が執行されたはずの三雲一郎(花江夏樹)だった。

三雲が言うには、自分は冤罪で死刑になり地獄に落ちた。
そしてさらに地獄でも裁判を受けているという。
ここでも無実を証明できなければ、地獄で永遠に苦しむことになってしまうと山根に必死に訴える。
山根は不信感を持ちつつも、三雲の無実を証明するため地獄の裁判の弁護を引き受けることに。
山根が事件を調べていくうち驚愕(きょうがく)の事実が明らかとなっていく。


「トランジスタ技術の圧縮」

キャスト
梶原倫夫
溝端淳平

坂田成実
阿部亮平

実況
福澤 朗

スタッフ
原作
宮内悠介
「トランジスタ技術の圧縮」(創元SF文庫『超動く家にて』より)

圧縮協力
「トランジスタ技術」(CQ出版 刊)編集部

脚本
相馬 光

演出
岩田和行

編成企画
渡辺恒也、長嶋大介、水戸祐介

プロデュース
中村亮太

制作
フジテレビ

制作著作
共同テレビ


ストーリー
この物語では、実在するエレクトロニクス専門誌「トランジスタ技術」の圧縮に命を賭けた男たちの戦いを描く。
「トランジスタ技術」は本としてはかなり分厚い部類に入る。
まるで辞書だ。毎月発刊される「トランジスタ技術」。
分厚いが故に保存するには日本の家屋は手狭だった。そこで人々は考えた。
「トランジスタ技術」を圧縮しようではないかと。それはいつの日か、生活の知恵を越え、世界的な競技となった。
“圧縮の神”と呼ばれた男を師匠にアイロンを用いた圧縮技術を受け継いだ男・梶原倫夫(溝端淳平)。
そこに立ちはだかるのは脅威の握力でページをむしり取り圧縮する男・坂田成美(阿部亮平)。
勝利を手にするのはアイロンか握力か。熱き男たちの奇妙な戦いが今幕を開ける!!



「走馬灯のセトリは考えておいて」

キャスト
小清水イノリ
西野七瀬

小清水明宏
利重 剛

柚崎碧
朝加真由美

黄昏キエラ
七海うらら


スタッフ
原作
柴田勝家「走馬灯のセトリは考えておいて」(ハヤカワ文庫)

脚本
嶋田うれ葉

演出
岩田和行

編成企画
渡辺恒也、長嶋大介、水戸祐介

プロデュース
中村亮太

制作
フジテレビ

制作著作
共同テレビ


ストーリー
近未来の日本ではライフログを活用し、ライフキャストを生み出す技術が発展していた。
ライフログとは、ある人の生前の生活、趣味趣向、口調などのデータであり、それを上手くロボットに注入できると、その人そっくりのまるでクローン(ライフキャスト)を生み出すことができる。
小清水イノリ(西野七瀬)は質の良いライフキャストを造るライフキャスターと評判になっていた。
しかし、イノリは「あんなのは魂のない人形」と言い、良く思っておらず、仕事を辞めようと考えていた。
そんなある日、イノリのもとに、かつて一世を風靡したバーチャルアイドル・黄昏キエラのライフキャストの制作依頼が届く。
50年以上前に人気を博したバーチャルアイドルのライフログを集めるのに苦戦するイノリだが、次第にキエラの過去の隠された秘密にふれていき……。