『悪女について』
後編
自社ビルから転落して謎の死を遂げた富小路公子(田中みな実)の原点は、16歳の時に遡る。
二人の男との出会いから始まる、悪女と呼ばれてもなお貫いた一人の女の生き様が明かされていく。
二人の男の心理を巧みに操りながら巨額の富を築き、実業家として成功していくその手口にショックを受ける小説家の梶谷(木竜麻生)だったが、やがてもう一人の男の存在に行き当たる。
公子の涙の秘密がそこにあった。
キャスト
富小路 公子
(田中 みな実)
スキャンダルにまみれた実業家。
奇想天外な手口で資産家へと駆け上がったが…
梶谷 亜弥
(木竜 麻生)
小説家。
若くして青春小説で一躍売れっ子になるが、
スランプにおちいり…
吉田 翔吾
(吉沢 悠)
亜弥の担当編集者。
悪女小説のために取材につきあうが…
尾藤 輝彦 ・ 鈴木 義彦
(細田 善彦)
(二役)公子が16歳で身を寄せた尾藤家の長男。
公子の長男。
渡瀬 義雄
(泉澤 祐希)
17歳の公子と同じラーメン屋で働き、同棲するが…
沢山 栄次
(尾美 としのり)
17歳の公子が勤めたラーメン屋と宝石店のオーナー。
尾藤 玲子
(床嶋 佳子)
輝彦の母。
名門の尾藤家を切り盛りし、公子を可愛がるが…
伊藤弁護士
(林家 正蔵)
公子の再婚相手の弁護士。
沢山 朝子
(渡辺 真起子)
沢山の妻。
宝石店を切り盛りしている
鈴木 タネ
(戸田 恵子)
公子の母。
高倉 健
(橋爪 功)
情報屋。