金曜ナイトドラマ
『最初はパー』 


第5話

がんの治療を受けるため入院中の澤村銀平(市川猿之助)が欠席中の大黒芸能お笑い養成所では、鬼講師・相田忠則(小籔千豊)がいつも以上にご機嫌ななめ…。
なんと、生徒の中に、インターネットに養成所の悪口をボロクソに書き込んだ裏切り者がいるというのだ! 
その内容は、養成所に通っていないとわからないことばかりで、相田を最も激怒させたのは「こんなヤツとは組みたくない」という、“運命共同体”の相方をおとしめるかのような書き込みだった。
澤村が欠席している理由を知らない小塚尊(基俊介)や木島大和(青木柚)は、「そんな書き込みをしたのは休んでいるヤツだ」「最近、よく休むのはコンビの関係がうまくいっていないからだ」など、言いたい放題! 
そんな心無い言葉を聞いた利根川豪太(ジェシー)は“何も知らないくせに!”と激昂。思わず2人に殴りかかり…!?

そんな中、豪太の父で政治家の利根川周郎(橋本じゅん)が澤村の病室を訪れる。
周郎は、驚く澤村に、満面の笑みで衝撃の事実を告げるのだが…!?

一方、20年前の元相方で、現在は超売れっ子のお笑いコンビ・アパッチボーイズとして活躍中の正野泰也(レイザーラモンHG)から、コンビ再結成を迫られている相田の前に、正野の現相方・島地圭太(パンクブーブー・佐藤哲夫)が現れる。
島地は、イラ立つ相田に詰め寄られて、ようやく重い口を開く――。