映画
『今夜、ロマンス劇場で』


ストーリー

映画監督を夢見る青年・健司(坂口健太郎)が密かに想いを寄せるのは、通い慣れた映画館・ロマンス劇場の映写室で見つけた古いモノクロ映画のお姫様・美雪(綾瀬はるか)。

今は誰も見なくなったその映画を、毎日のようにくり返し見ていた健司の前に、ある日奇跡が起きる。
美雪が健司の目の前に突然現れたのだ。
その日から2人の不思議な同居生活が始まった。

モノクロの世界しか知らない美雪にカラフルな現実世界を案内する健司。
同じ時間を過ごす中で、2人は次第に惹かれ合っていく。

しかし、美雪にはある秘密があった。
現実の世界に来るための代償で、人のぬくもりに触れたら美雪は消えてしまうのだ。
そんな中、美雪は映画会社の社長令嬢・塔子(本田翼)が健司に想いを寄せていることを知る。

好きだから触れたい、でも触れられない……。
この切ない真実に2人はどう向き合い、どんな答えを出すのか──


キャスト


モノクロ映画から飛び出したお姫様。
スクリーンの中から見える色のついた世界に行ってみたいという想いから現実世界に飛び出してきた。
健司と恋に落ちるが……。



映画会社の京映で助監督として働く真面目な映画青年。
馴染みの映画館・ロマンス劇場で見つけたモノクロ映画のお姫様・美雪に恋をしている。



京映の社長令嬢。
容姿端麗だが、恋愛には奥手な性格。
映画監督を目指す健司のことを心から応援し、密かに恋心を抱いている。



大人気映画『ハンサムガイ』シリーズの主演を務める、京映の看板スター。
ナルシストだが超ポジティブな性格でもある。



健司と同じく京映で働く映画青年。
健司のよき友であり、よきライバル。
塔子に片想いしている。



健司が通うロマンス劇場の館主。
お金にがめついが実は映画のことをとても愛している。
健司のよき理解者。



老人が入院している病院の看護師。
老人が持っている脚本に興味を示す。



余命いくばくもない病室の老人。
結末が書かれていない映画の脚本を大事に持っている。


スタッフ