『最高の離婚』 


第10話 再放送
「あなたがその子の父親になればいいんじゃない?」

光生(瑛太)は、灯里(真木よう子)が妊娠していることを知る。
結夏(尾野真千子)に連絡を取った光生は、灯里の件を打ち明けた。
すると結夏は、光生がその子どもの父親になれば丸く収まる、と言い出す。
光生は、そんな結夏の言葉に反発した。
子どもはいらないと言って結夏を悲しませたことを後悔している光生は、そんなことをしたら結夏を傷つけるだけだし、自分自身も望んでいない、と声を荒げた。

あくる日、人材派遣会社の面接に出掛けた結夏は、その帰り道に都並(佐藤祐基)というスカウトマンらしき男から声をかけられる。
都並は、結夏に人妻もののDVDを見せ、出演1本なら300万円、3本契約なら1千万円のギャラを出す、と告げる。

一方、光生は諒(綾野剛)に連絡を取り、彼に会いに行く。
諒は、若い女の子たちとカラオケを楽しんでいた。
そこで光生は、灯里のことに触れようとしたものの、諒とケンカになってしまい結局言い出せなかった。
その帰り、家の近くで灯里と出会った光生は、彼女を家に招く。
灯里は、嘘をつかない人と一緒にいるとホッとする、と言って光生のことをほめた。
続けて灯里は、子どもを産んで育てることにした、と光生に告げる。

別の日、光生は、諒が勤務している美術大学を訪れる。
そこで千尋(小野ゆり子)に出会った光生は、諒が酒に酔って3階の窓から落ち、入院したことを知る。
病院を訪れた光生は、灯里が妊娠していることを諒に告げるが・・・。