『古畑任三郎(第3シリーズ)』


第4話 再放送
「アリバイの死角」

古畑任三郎(田村正和)本人が、殺しのアリバイ工作に利用される。
金森晴子(大地真央)が院長を務める金森歯科医院。
古畑が歯の治療のため待合室に座っていた。
金森は、別の女性と結婚を決めた恋人・山村淳一(陰山泰)の治療を行っている。
古畑は山村が帰った後、治療室に入った。
金森は、古畑の顔にガーゼをかぶせ、気付かれないように、助手の瀬川エリ(伊藤裕子)に治療を代わった。

金森は、コーヒーショップのトイレで男装し、山村がいる近くのオフィスビルのフロアーの男子洗面所に潜む。
麻酔がきれ、痛み始めた山村が痛み止めを飲むためトイレに駆け込んでくる。
金森は、ピストルを取り出し、山村を射殺した。
金森は、逆のコースをたどり、医院へ戻る。
そのまま、古畑の治療へと戻った。
捜査が始まり、今泉刑事(西村雅彦)は昔の恋人というだけで金森に目をつける。が、古畑がアリバイを証明してしまう。
金森はお礼にと古畑を食事に誘う。帰りのタクシーの中で歯の磨き方を教えてもらう古畑。
その時、古畑は金森の犯行と確信した。
古畑の詰めが始まる。