『絶対零度~特殊犯罪潜入捜査~』 


第8話 再放送
「未解決事件特命捜査~慟哭」

証拠品管理センターで、桜木泉(上戸彩)は室長の長嶋秀夫(北大路欣也)から出された課題に今日もまた取り組んでいた。
そこへ、長嶋から再捜査の連絡が入る。
その事件とは2004年に起きた「杉並事件」。
「杉並事件」とは、下校途中の女子高生・本谷翔子(志保)が誘拐され殺害された事件。
犯人からの要求は「制限時間は72時間、その間に身代金5000万円の受け渡しが出来なければ、人質に制裁が下る」というもの。
被害者の女子高生が議員である本谷卓郎(中根徹)の娘だったということもあり、当時はマスコミにも注目された。
長嶋がかつて所轄の刑事課長だった頃に指揮を執った事件で、高峰涼子(山口紗弥加)もプロファイリングチームの一員として捜査に参加していた。
「杉並事件」は長嶋と高峰にとって忘れられない痛みを抱えた事件であった。

そして6年後の今、犯人と名乗る男・小栗太一(滝藤賢一)が現れ再捜査をする運びとなったのである。
小栗は杉並事件で使用された精密機械の設計図を持っており、犯行声明文の筆跡も小栗と一致したことから犯行に関わっていた可能性は高いと判断された。
しかし、電話の声だけは小栗と一致しなかった。
小栗は果たして真犯人なのか!?
小栗には共犯者がいたのか!?
4係が再捜査に乗り出す!