『謎解きはディナーのあとで』 


第4話 再放送
「花嫁は密室の中でございます!!」

影山(櫻井翔)は、友人の沢村有里(小林涼子)の結婚パーティーに招かれた宝生麗子(北川景子)のお供。
沢村家の屋敷で行われるパーティーには風祭京一郎警部(椎名桔平)も招かれていた。
しかし、風祭はメガネを外したお嬢様姿の麗子が自分の部下だと気付くこともなく、恋をしてしまう始末。

さてこの日の主役、有里の結婚相手、細山照也(湯江健幸)は花嫁よりずいぶん年上。
麗子がこのギャップに疑問を感じていると有里の弟、佑介(若葉竜也)が妹、美幸(村崎真彩)の制止も聞かず、沢村家の財産目当てだと話しかけてきた。
佑介によると、もともとこの屋敷は在園寺家のものだったが没落してしまい、琴江(手塚理美)という老齢の当主では維持できず、遠い親戚である有里の母親、孝子(栗田よう子)に援助を求めてきた。その代わりに、屋敷には沢村家の面々が住むことになったという。
細山は在園寺家の財産狙いで顧問弁護士をしていたが、金がないと分かると沢村家に近づき、有里との結婚までこぎつけたと佑介は続けた。

パーティーの最中、有里の部屋から悲鳴が。
麗子が駆けつけると屋敷の執事、吉田(森本レオ)が必死にドアを開けようとしているが鍵がかかっている。
吉田が合鍵でドアを開けると背中にナイフが刺さった有里が倒れていた。
幸い有里の命に別状はなかったのだが…。
麗子は未だに部下だと気付かない風祭の迷推理で容疑者とされてしまう。
容疑者にされた麗子の必死の推理も見当外れで影山に観察力不足をまた指摘される。
「失礼ながらお嬢様、このまま逮捕あそばされ、少々反省していただけますか?」
主人のピンチに影山が毒舌とともに解く謎とは?