島崎章・・・木村拓哉
卓越したスキルを持つ私設ボディーガード。
警護ミスでサッカー選手・河野純也から選手生命を奪ってしまい、長らく身辺警護業務から退いていたが、「日ノ出警備保障」の身辺警護課に異動となり、“新人”ボディーガードとして復帰した。
「日ノ出警備保障」がIT系総合企業「KICKS CORP.(キックスコーポレーション)」に買収され、「KICKS(キックス)ガード」となった後も身辺警護課で働き、利益優先で依頼主を政財界のVIPに限定する経営方針に甘んじていたが、もう一度「弱き者の盾になる」という使命を貫くため「KICKSガード」を退社。フリーとして再出発する。
私生活では離婚し、さらなる反抗期を迎えた一人息子・瞬と二人暮らし。接し方に四苦八苦している。
高梨雅也・・・斎藤工
元自衛隊員のボディーガード。
「日ノ出警備保障」に続き、「KICKS(キックス)ガード」の身辺警護課でも章と共に働いていた。
章が「KICKSガード」を辞めた本当の理由を知るために、章を訪ねたことがきっかけで、ある依頼人を一緒に警護することに。
相変わらずぶっきらぼうで融通の利かない性格だが、ボディーガードという職には熱い使命感を持っている。
「KICKSガード」の菅沼まゆとは現在、恋人関係だが…!?
菅沼まゆ・・・菜々緒
「KICKS(キックス)ガード」身辺警護課のボディーガード。
「日ノ出警備保障」でも章と共に働いていた。
かつては将来を有望視される柔道選手として活躍し、運動神経は抜群。
ボディーガードの仕事はお金のため、と割り切っている。
「KICKSガード」の方針にも心から同意しているわけではないが、気持ちを切り替えて従っている。
やがてその働きぶりが社長・劉光明の目に留まり…!?
沢口正太郎・・・間宮祥太朗
「KICKS(キックス)ガード」身辺警護課のボディーガード。
「日ノ出警備保障」でも章と共に働いていた。
物事をあまり深く考えず、ノリが軽い。
かつてはド新人だったが、今は一人前のボディーガードに成長。
章が「KICKSガード」を辞めたことには衝撃を受けるが、最終的には「KICKSガード」に残ることを選択する。
仕事を紹介したり、依頼主の情報を伝えたりするなど、会社に内緒で協力する。
中島小次郎・・・道枝駿佑(なにわ男子/関西ジャニーズJr.)
私設ボディーガードになった章が事務所を構えた雑居ビルの1階にあるカフェ「ジャンクション」で、アルバイトをしている大学生。
大学では情報工学を専攻している。
相手が誰であろうと物怖じしない性格で、思ったことはストレートに(時に、妙に上から…!?)言う性格。
カフェをひいきにしている章にも進んで声を掛け、個人事務所のホームページ制作を買って出るなど、ぐいぐい距離を縮めていく。
島崎瞬・・・田中奏生
章の息子。
中学3年生、高校受験をむかえている。
相変わらず、思春期で、父親との間には若干の距離がある。
笠松多佳子・・・市川実日子
「菊理会 白山総合病院」の整形外科医。
「日ノ出警備保障」が「KICKS CORP.(キックスコーポレーション)」に買収される前から、ずっと身辺警護課の契約担当医をしている。
身体のケアだけでなく、ボディーガードの愚痴を聞くなど、章たちにとっては癒しの存在。
小俣健三・・・勝村政信
「KICKS(キックス)ガード」の身辺警護課長。
警視庁・警護課出身。
亡くなった村田五郎の後任として、身辺警護課長に就任した。
身辺警護に対する姿勢は村田と180度違い、ハートで護るよりも、組織の強さで護るという考えの持ち主。社長・劉光明の経営方針に追従し、独立した章たちのことも徹底的に敵視する。
劉光明・・・仲村トオル
IT系総合企業「KICKS CORP.(キックスコーポレーション)」の社長。
ある理由から警備業界に目をつけ、「日ノ出警備保障」を買収した。
中国人と日本人の両親のもとに生まれ、ずば抜けた経営手腕を誇る。
ビジネス面での成功を重視する男で、ボディーガードの地位と利益を上げるためにはクライアントも政財界のVIPに限定すべきだと考えている。
一見、紳士的な好人物だが、人の命を金銭で量るところがある。
組織を去った章たちに対して、内心ではよく思っておらず、何か企んでいるようで…!?