金曜ナイトドラマ
『家政夫のミタゾノ』 


第5話

三田園(松岡昌宏)、光(伊野尾慧)、萌(川栄李奈)が派遣されたのは、かなり年季の入った日本家屋に住む梅小路家。
家主の梅小路悠一(長谷川朝晴)は大学で考古学を教えていることから家の中には不気味な掛け軸や怪しげなお面、彫刻などが多数飾られており、かねてから幽霊の類を苦手とする三田園はそのなんとも言えない雰囲気を嫌がっていた…。

三田園たちの到着後まもなく、梅小路家に不動産屋の槇村(篠田光亮)がやってくる。
しきりにこの家を売って欲しいという槇村に対し、悠一は「なんと言われても、ここは妻の思い出が詰まった家なので」と頑なに拒否。
悠一は妻の真奈美(安達祐実)を交通事故で亡くしており、娘の弥生(根岸姫奈)と葉月(前田織音)をひとりで育てているのだった。

そんな中、真奈美に瓜二つの女性・筧真子(安達祐実・二役)が現れ、「この家を2億円で売ってください」と申し出る。
実は真子は不動産会社の人間だったが、葉月は「ママが帰ってきた」と大喜び! 
一方で、震えが止まらない三田園!

家の売却についての交渉を進めようとする真子に思わず見惚れてしまう悠一。
さらに葉月はすっかり真子を「ママ」と呼んで懐いてしまい…? 
その様子を見た萌は「あの女は、悪質な不動産会社の社員に違いない」と警戒を見せ、姉の弥生は真子に懐く葉月に不快感を顕にする。
そんな一連のやりとりを見ていた三田園はわざと夕食を多めに用意し、真子も一緒に食べていくよう仕向ける!

明らかに何らかの目的をもって梅小路家に近づいてきた真子。「家を売る気はない」と言いつつも、真子の魅力に惹き込まれていく悠一。
そしてそんな真子に敵対心をむき出しにする娘・弥生――果たして真子の真の狙いは何なのか? 
そして呪われた梅小路家に隠された衝撃の秘密を…ミタゾノ流タピオカが暴く!?