木曜ドラマ
『緊急取調室 THIRD SEASON』 


第4話

女子高校生連続殺人事件の被疑者として、無職の男・樫村荘介(今井悠貴)が逮捕された。
その直後、捜査班は樫村の車から、2日前の夜に失踪した女子高校生・福永真希(若林薫)の携帯電話を発見。
しかも、防犯カメラで樫村の足取りを追ったところ、真希を尾行する様子が映っていた…!

過去の被害者は水や食料を与えられずに監禁され、数日後に衰弱死していたことから、真希も同じ目に遭っている可能性が高い。
その場合、類推できる状況下での生存可能時間は、残りたったの30時間…! 
一刻も早く監禁場所を突き止め、救出する必要がある。
大至急、樫村の口を割らせるため、取り調べは真壁有希子(天海祐希)ら「緊急事案対応取調班(通称・キントリ)」に一任されることに。
しかし、樫村は完全黙秘を貫き、時間だけがむなしく過ぎていく。
そんな中、有希子がふと発した一言を受け、樫村が明らかに表情を変え…!?

一秒たりとも無駄にはできない人命がかかった取り調べに、焦りを募らせる有希子たち。
だが、樫村はなかなか落ちる気配を見せない。
その矢先、被害者全員に“ある共通点”が存在することが判明! 
有希子はさらなる手がかりを求め、寝たきりの祖母・澄江(鷲尾真知子)と暮らす樫村の姉・茜(松本まりか)を訪ねるが…。

茜が樫村の沈黙を破る切り札になるかもしれない――そう感じた有希子は本来のルールを破り、樫村を肉親である茜に直接会わせようと思い立つ。
しかも、後がないキントリ・チームはあろうことか、下手を打てば全員処分も避けられない“さらなる暴挙”にまで出る!