『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』
第9話
九条櫻子(観月ありさ)は、臼渕沙月(櫻井淳子)に刺された館脇正太郎(藤ヶ谷太輔)のために救急車を呼び止血も行った。
しかし、正太郎の意識は遠のいていった。
正太郎不在のなか、志倉愛理(新川優愛)ら博物館スタッフは通常通り働いていた。
そんな折、磯崎齋(上川隆也)にオーストラリアの博物館への引き抜きの話が持ち上がる。
櫻子は、アトリエに閉じこもり、ろくに食事も取ろうとしなかった。
そこへ、沢梅(鷲尾真知子)が設楽眞理(柴俊夫)宛ての書類を持ってくる。そのなかに、山路輝彦(髙嶋政宏)の弟・陽介から設楽に宛てた手紙があり、30年前に神奈川県藤浦市で見つかった「頭部のない白骨遺体」についての新聞記事も同封されていた。