きっかけは、眼を悪くしてしまって車の運転にドクターストップがかかってしまったことからだ

ショックで暫らくふさぎ込んでしまった 

根っからのアウトドア人間だったし、さぁこれから楽しむぞ!と思っていた頃だった 

電車やバスが山の上や谷川の源流に通じているはずもない 

公共交通機関が多少とも充実した場所なんて寝っからのネイチャーじゃぁないんだ 

あきらめと気持ちの切り替えにずいぶんと長い時間を要した 

取り敢えず近くへの買い物などに自転車でもあると便利かなと思った 

自分の脚だけが頼りだから、衰えは足からくるとも言うから、足腰を鍛えなきゃと考えた 

3キロほど、5キロほど、10キロ位と自転車でだんだん遠乗りするようになって、大袈裟かも知れないが人生観が変わり始めた 



時速80キロで見てきた景色と自転車の20キロで見る景色は全く別世界だった

自分の脚に苦痛を感じ息を切らし汗をかきながら、眺める景色は今まで味わったことの無い快感だった

額に汗して働いて、お腹を空かし美味しくごはんを頂いて夜はグッスリ眠りにつく・・忘れていた人間らしい幸せを思いだしてみた

根っから夢中になってしまう性格から、早速折りたたみの自転車を買い足した

しかも結構高い値段の奴、これなら簡単に熱が覚めて放り出すことも無いだろう

自転車を担ぎ(輪行)、電車で遠くへ出掛け、ゆっくりと景色を楽しみながら家へ戻る・・そんな第二の人生(少し大袈裟かな?)に夢中になってしまった



更には簡単なキャンプ道具なんぞも載せて景色の良い所でお湯を沸かしラーメンを食べたりおにぎりを頬張ったり・・・輪行をすこぶる気にいってしまった

この所何年も、モヤモヤモヤモヤしていた心・・四国遍路を自転車でやってみようかと思い始めた

このどんよりした心・・思いっきり素直に笑う事も無くなった自分が少しは変わるかも知れない・・・そんなことを思い始めている


夜通し車をすっ飛ばし壮大な夜明けのドラマを撮り、また車をすっ飛ばして戻る

1日800から1000キロ走ることもあった

春は桜、夏は山の雲、秋には紅葉、やがて冬の霧氷のぶな林・・1年中忙しなく走り回っていた

でも、そんないそがなくても足元にだって美しい野花やひたむきに生きる虫たちの姿・・人を感動させるものはいっぱいあるんだと気づかさせてもらえた

今はこの気持ちが、足を無くした人間の負け惜しみと思われない、心からそう思える体験を積み重ねていきたいと思っている  

乗鞍が好きだ!!先日もバスを乗り継いで行ってきた 過去二度は山頂が雨だったり、シャトルバスが動いていなかったりで、今年三度目でようやく晴天の畳平へ到着した 

台風18号が発生していて、そのせいか山頂の風は半端ない強さだった

気温10℃の予報だったが体感温度は4~5℃位じゃなかろうか 

とにかく乗鞍から星が見たかったのである もちろん写真撮影も 

大黒岳の山頂に三方をコンクリートで囲み屋根のある避難場所があるから、そこで一晩中星の写真を撮っていようと思ったんだ  

風のせいでレンズが結露することは無くて撮影には好都合だったが、今一つ星の数が少なく感じた 

途中余りの寒さに避難場所にマットを敷いてシュラフを置いて仮眠したのだが、じっとしているとますます寒さを実感してガタガタ震えて寝られんかった 

朝、日の出が始まる頃最終20人位が、この避難場所へ寒さで逃げ込んでこられたから、オラ、シュラフなんぞをいつまでも広げっぱなしにしてたらかなりのヒンシュクものだったと思う

朝7時50分、折り返しで麓へ戻るシャトルバスにたった一人貸切状態で帰ってきてしまった



思ったより星の数が少ない!午前2時をまわったころ三日月が上って来た

事故の後遺症で長いこと引き篭もりのような状態が続いていて、

何もやることも無くって、その頃ブログを書いていた 

せっせと更新し多くの読者さんも付いてくれていた 1記事に1,000近いいいね!が付いたこともあった 

ある日更新しようと思って、写真をアップしようとしたんだが、それが出来ない 多分写真データ量がいっぱいになったんだろう 

どうしたら良いんだろう・・・考えるのも面倒になって自然消滅してしまった 

目敏い人がいてと言うか、私もうっかりバカだったが、

作者は誰か!に気づかれてしまって、「お元気ですか?」なんて

コメントが入ったものだから、恐ろしくなって(何故恐ろしいのかも良く分からないが、これもトラウマか)更新を止めた 

それで、また新しくブログを始めたのだが、今度は昔の名前で出ていません!! 

(小林旭の歌、昔の名前で出ています・・好きでしたねぇ)


またまた・・目敏い人がいて、写真や文調で気づく人が現れるかもしれない

でも今度は何んとなく楽しみでもあるような・・・

私に構わないで!なんて言いつつかまって欲しい、××心と同じなのよ


 先日、久しぶりにここへ登ってみたが太陽はかなり左方へ沈んで行った