3月上旬

県下で指の再接合ができるスペシャルなM整形外科での受診が続く。手と腕のMRIはあるが、手首のMRIがないのでもう一度撮ってもらいたいと言われたので、撮影した。MRIは三度目である。

 

結局は所見なし。

こちらの先生曰く、橈骨神経麻痺は自然に治る可能性があるので半年は様子を見たほうが良いとのこと。11月末発症なので5月までは様子見と言われた。それからどうしても治したいなら神経剥離手術をすれば治る可能性がある。ただし、現状中指が動きづらいだけで、傷をつけてまで手術を選択する人はいないと話された。正直、嘘だなと思っていた。その頃の握力は両手とも40kgを切っていたし、手が痛くなることはしょっちゅうあった。パソコンのタイピングはしずらず業務支障が出ていた。それにこんな指だとバイクに乗れない。こちらのM整形外科の先生が言う自然に治るは正直信じられなかった。この時はM先生に自分は治したいとはっきり言った。

 

すると先生は、半年は経ってない手術はできないので、処方されたメコバラミンをしっかり飲んで、5週間後に来てくれと言われた。

 

結局はよくわからないまま、また1月以上も待たされるのか。症状が悪いまま、過ごすのはどんなにつらいか。M先生も次回の来院は、4週間後いや5週間後でいい?みたいな感じで含み笑いでおざなりだった。この時はさすがに腸煮えくり返る気持ちだったが、コイツに頼らざるを得ないので気持ちをぐっと抑えた。

5週間後にまた、手術の意思を聞くからゆっくり考えてと言われた。とうに決まってるってるし言ってんじゃん。

 

4月17日

5週間が過ぎ診察をした。状況は変わっていなかった。この時期から左手の中指も下がってきていた。ドアノブを握る際も中指だけ上がらず、人差し指と薬指だけ握ったりしていた。この日の診察は手術の意思確認だけだったのでものの5分で終わった。強く治したいと話すと、神経伝達検査(正式名称は忘れました)をしなければならないと言われた。弱ってる神経を特定しに脳神経内科に行くように言われた。神経検査は脳神経内科がするそうで。何とも仰々しい名前の科だなと思って正直ビビッてしまった。しかしながら、奇しくも紹介された病院が脳神経内科の充実している病院でCIDP(慢性炎症多発性神経炎)の診断が下ることになる。

 

5月26日

ゴールデンウイークもあり仕事も忙しく、自分の中では少し暇のある6月に手術を受けようかと思っていた。紹介されたF病院は患者の数も多く初診の予約が限定的で取りづらく、初めて訪れたのは季節が変わり暖かくなっていた。

Mクソ病院の紹介状を持っていった先の担当のC先生は明朗快活ではっきりとした先生だった。

こちらの話をちゃんと聞いてくれたのが嬉しかった。それでは診察しますと言われ目の動きから、指の力、肩や足の筋肉まで1時間あまり見てくれた。C先生は二重マスクでハァーハァーいいながら診察してくれた。この病気になりこんなにしっかり見てくれたことはなかったのでこの時はすごく嬉しかった。

C先生ははっきりと

「整形外科で治療する病気ではありません。」と言われた。

また、「診断を行うのに3週間入院してください。」と言われた。

M整形外科の方はC先生から連絡してくださるそうで、もう行かれなくていいですよと言ってくださった。

この時点、C先生のことは信用していたので、すぐにでも入院することに決めました。

次回は入院中のお話と確定診断を書きたいと思います。

 

脳神経内科は脳卒中やアルツハイマーだけでなく、めまいやふらつき、手足のしびれや麻痺も見てもらえます。

末梢障害で整形外科では首を傾げられたら、ぜひ脳神経内科を紹介してもらってください。

僕は偶然にも脳神経内科の充実している病院に紹介されたので一回でCIDPと診断されましたが、この病気は稀な病気で脳神経内科でもわからない事があるようです。その場合はもっと大きな病院を紹介してもらってください。

神経難病は早ければ早いほど予後がいいのでこのことは何度も書こうかと思います。