数年前まで10年以上一緒にピアノを学んでいた生徒さん(その生徒さんのお姉さんも一緒に学んでいたのでお腹の中からのご縁)のお母様が、ピアノを学んだおかげで耳が良くなり、英語のリスニングがとても得意で第一志望の難関大に合格しましたとご報告くださり、私もとてもうれしかったです
私も英語は好きで、でもそれは中学高校時代の英語の先生がとても魅力ある先生のおかげだったと自分では思っていましたが、確かに英語とピアノの学習方法はとても似ている!と思います。
留学した時、英語漬けになって、しばらくすると、ある時から急に、耳から入る英語が突然理解できるようになりました。
そしてその後、少し時が経った頃、急に突然、それまで『しどろもどろ片言英語』をしゃべっていたのが嘘のように、英語を話せるようになりました。
ピアノもまずたくさんの良い音楽を聴く体験を通じて『音楽の良さ』とか『テイストの違い』が理解できる『耳』を育てることが先で、そのあと『良い音楽』を奏でる『心』や『テクニック』を通じて自分の頭と体を使って表現できるようになる・・・と思います。
もちろん英語では文法を理解し単語を覚えることも大切。それはピアノの場合、テクニックや読譜力、そして楽式論などから『どうやって曲を見るのか』という目を養うことも大事ということになります☆