小品について(『ものがたり西洋音楽史』近藤 譲先生著より一部抜粋) | 『心に響く豊かな音楽を求めて』

『心に響く豊かな音楽を求めて』

活動理念「より善良な、より暖かい心の人間になるために学び続け、それは【より豊かに生きるという大きな仕事】を立派に成就するためなのです」マーセル「音楽教育と人間形成」より

 

 

 

  小品について

 

 

小品とは小さな曲の集まりですが、その小さな一曲ずつが、大曲よりも無限の広がりのある世界を秘めているように感じられます。それは私たちの人生も同じで、ひとりひとりの人生もまた無限の広がりのある世界を秘めていているのです。そして音楽は、それぞれの秘めている世界をいつも呼び覚ましてくれ、その結果『今という時間』をも豊かにしてくれるものだと信じています。(『ものがたり西洋音楽史』近藤 譲先生著より一部抜粋)

 

私はシューマン作曲『子どもの情景』などの小品集が好きで、演奏会で小品を取り上げることがライフワークのようになっています。上記の近藤譲先生の文章に出会ってから、さらに小品への想いが深くなりました☆またお客様からも小品(有名な曲)が楽しかった!と感想を頂けることも小品への高いモチベーションの理由です☆