本『自省録』マルクス・アウレーリウス著(神谷美恵子訳)岩波文庫 第七巻 58 なにかことの起こるたび(〜略〜)自分はいかにしてこの出来事を生かすべきかということに専心したらいいではないか。そうすれば君はこれをうまく用い、これは(修行のための)よき素材となるであろう。あらゆる行動に際して、ただ自己にたいして美しくあろうということのみが君の唯一の関心事であり念願でなくてはならない。 第八章 44 現在の時を自分への贈物として与えるように心がけるがよい。