私の幸せな時間

肌寒い日だ、

 

本を読んだり、断捨離する物を物色したり

 

昨日来た、こういち君のお母さんがイチゴを持って

 

白杖を持っていた、薄いサングラス

 

盲目の人だと察し直ぐに手を取る

 

案内してソファーへ

 

『お花がいっぱいですね、素敵です」

 

「お花は好きで、何の花か分かりますか?」

 

部屋を見渡しながら

 

 

 

「百合、バラ、シンピジューム、桜草

 

シクラメン、キンギョソウ、カーネーション

 

他に観葉植物が」

 

「ピン、ポ~~~ン、正解だわ凄いですね

 

色も云えますか、全盲の知人が花の色とかも云えるんですよ」

 

「色は聞かないと分かりませんけど、形は解ります」

 

自己紹介もそこそこに

 

「生まれつき見えなくて養護施設に捨てられたんですよ」

 

「あら、ヘレンケラーのサリバン先生と同じね」と言うと

 

「ご存じですか、私は泣いてばかりいる時に

 

施設の先生にサリバン先生と一緒って言われました」

 

 

「良かったですね、施設にそんな先生がいて」

 

『はい、お蔭で色んな事教えて頂きました」

 

「でも今は、4人のお母さんでしょう立派ですよ」

 

 

 

「あら~ごめんなさい、こんな事言うつもりなかったのに

 

ペラペラ喋って、どうしたのかしら、どうしましょう」

 

『どうもしなくて良いですよ、私も少しの間って言うか

 

1年位、目が見えなくなった時があるんですよ」

 

「ええっそうなんですか?本当に?今は?」

 

『今は。老眼も無く新聞も裸眼で読んでますよ」

 

「そうですか、、良かったですね、良かった」

 

御主人は健常者で五体満足ですって、嬉しそうに

 

カラオケの教室に盲目の生徒さんが1人いて

 

声が良くて覚えが良かった、、何て話したり

 

2時間位話し込んで

 

オカリナが吹けると聞いて是非クリスマス会でと・・

 

私は、とっても御主人に会ってみたいと思った

 

26日に会える、楽しみです、凄く男前だと言っていた

 

そうだろうと納得する、身も心も男前だろうね。

 

楽しみが増えました、

 

頑張って生きてる人にホンマに感謝です。おおきに💗

 

 

 

 

 

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