出るのはため息ばかり、
早朝5時に爺ちゃんが出かける様子、
そっと見ると
大きなリユックを背負って、
鉈やノコギリの入った袋を持って、
キャラバンシユウズを履こうとしていた、
「どこ行くの??その大荷物は何なの??」
「自衛隊から呼び出しがあって、行くんや」
「何処へ??」
「それは秘密だろう、行けば分かる」
『荷物は何なの??」
「着替えやカップラーメンだ」
自衛隊に呼ばれて行くんだって、
爺ちゃん偉くなったと言うか、こんな爺ちゃんどうすんの??
靴が中々履けず、その内、
「わし、おかしいな、だろう??」
「うん、変だよ、朝ごはん食べよう、着替えてよ」
「自衛隊から連絡来んわ」
「間違いだったんだわ、」
「そうかなあ?」
「そうや、、そうや、、着替えてご飯にしよう」
ホンマにかなわんわ。。
今夜は6時から、とんちゃんの通夜、
明日は12時半から葬儀、葬儀だけ行こう、
建築会社の社長夫人だったから、社葬だそうだ
社員が祝日に死なないでと言っていたのに
意地悪とんちゃんは新しい祝日2日も潰した。
とんちゃんらしい亡くなり方だと皆言ってる、
喪服を出していると、爺ちゃんが、
「わし、まだ生きてるぞ」って
笑ってしまう。。
「とんちゃんの葬儀が明日だから用意してるのよ」
「びっくりした、わしかと思った」
とんちゃん、、爺ちゃんも早く呼んでよ、って言いたいよ、
これは秘密、内緒の言葉です。。。(#^.^#)
