こんばんは!

二次元大好き中嶋佳子です!


今日は『一瞬の風になれ』について書こうと思います!!


今、絶賛オリンピック中ですね!

みなさんは気になる競技や応援している競技はありますか??

実は陸上部だった私は、陸上競技が気になっております!

それに関連して思い出した作品があったので、今日は書いてみようと思いました!😊


あらすじ

『「速くなる」

――ただそれだけを目指して走る。

白い広い何もない、虚空に向かって……。


春野台高校陸上部。とくに強豪でもないこの部に入部した2人のスプリンター。ひたすらに走る、そのことが次第に2人を変え、そして、部を変える――。「おまえらがマジで競うようになったら、ウチはすげえチームになるよ」思わず胸が熱くなる、とびきりの陸上青春小説、誕生。』



『一瞬の風になれ』はお兄さんの影響でずっとサッカーをやっていた主人公が、高校入学を機にサッカーをやめて陸上競技を始める、といったところから話がスタートします。

サッカーの才能溢れる兄に憧れてサッカーを始めた主人公、神谷新二は中学までサッカーに打ち込んできた。

しかし、自分の才能の無さを痛感して、サッカーをやめる。

そんな時、幼馴染の連に誘われて逃げるように陸上競技部に入部する。

そこで天才スプリンター連の走りを目の当たりにし、魅了された新二は走る楽しさに目覚めていく。

そんな、新二と連、そして春野台高校陸上部のメンバーとの3年間の青春を描いた小説になっています。



本当に、ザ青春です!

部活動を通して、陸上を通して、部員はもちろん他校のライバルとの友情やスポーツの厳しさ、儚さがギュッと詰まっています!

陸上競技って個人競技だけど、1人じゃ走れないってことを読んでいて感じます。

たった100mを走るのに、たった0.1秒縮めるために仲間と努力して、切磋琢磨する姿は誰が見ても感動すると思います。

そして、何よりもリレーです!!

いわゆる4継と呼ばれる4×100mリレーは部活動だからこそ、様々な物語があります。

とくに強豪でもない春野台高校陸上部が全国を目指す。

リレーだからみんなで目指せる。

個人が早ければ勝てる訳ではない。どれだけバトンを早くゴールに運ぶか。チームワークと決意。

1分に満たない時間にかける想いがたくさんのドラマを生みます。


チームスポーツではない、陸上だからこその青春が描かれている物語です。

『イチニツイテ』、『ヨーイ』、『ドン』の3冊で構成されています。


アニメ化はされてませんが、漫画化はされています。

もし、陸上競技に興味がなくても、これを機に読んで、少しでも陸上競技の楽しさを知ってもらえたら嬉しいです!