あともう少しで購入から1年が経つrgv250Γ。

nsr250ほど速く無いですが、楽しく乗りやすいツーサイクルマシンで満足しておりました。

なかなか中古でも高値が付き、手が出なかった社外チャンバーですが、ついにスガヤのチャンバーを手に入れてしまいました。

しかし、ガンマ用ではなく、アプリリアrs250用で、しかもエキパイに一箇所穴が空いていて、随分お安くゲットできました。
前のオーナーが右コーナーで転倒したのか?サイレンサーにも傷があります。


全体を磨いてサビを落とし、耐熱ブラックを吹きました。そして、穴は溶接で直してもらおうかと考えましたが、とりあえずホルツのマフラー用包帯で様子を見る事に。




装着に際して、チャンバーの取り付け穴を長穴加工し、右側ステップの一部を少し削りました。
アプリリアrs250用でしたが、簡単な加工で装着できてラッキーでした。



キャブのセッティングはノーマルのまま試乗しましたが、なかなか調子が良く、12500回転までスムースに回るようになりました。ノーマルチャンバーの時より1000回転良く回ってます。

音もなかなかレーシーで走らせていて楽しいです。

しかし、ノーマルに比べ7000回転付近が少しもたつきます。8000回転からの吹け上がりスムースなだけに、その手前のもたつきは、乗っていてストレスになります。

それとレーシングした時に回転の下り具合が少し不安定で、4000回転でいったん回転をキープし、暫くしたらストンと回転が下り、アイドリングは1200回転ほどで安定します。

2次エアを吸ってるのではないか?と思い、いろいろとチェックしましたが、大丈夫でした。

前からエアソレノイドバルブが、何らかの原因で正確に作動してないのではないか?と疑ってましたので、この際、パイロット、メインのソレノイドのホースをソレノイドから外してホースにメクラして走ってみました。

すると、レーシングでもスムースに反応し、4000回転でいったん回転をキープするのが無くなり、アイドリングまで自然に回転が下がるようになりました。

走ってみましても、7000回転付近のストレスの溜まるもたつきも解消してしまいました。

プラグチェックしてみますと、少し薄そうな感じでしたので、メインジェットを左側270→280へ。右側280→290へ変更しました。

メインジェット変更後も12500回転までスムースに吹け上がり、なかなか楽しいマシンになりました。nsr250程ではないですが。

スロットルを握り直さないと全開にできないので、「チョイスロ」なるパーツを仕入れて装着。
少しマシになりましたが、それでも全開するには少しキツイです。

ついでに、グリップもロッシグリップに交換しました。


あと、走る度にテールパイプからオイル垂れが激しかったので、サイレンサーを分解してみました。


中身は物凄いタールでトロトロでした。
前のオーナーさんは相当濃いセッティングだったのでしょうか?

インナーパンチングもタールでトロトロでしたので、灯油で洗い、そのまま燃やしてやりました。


余計な物が燃えてパンチングも綺麗に復活。

ウールも巻き直して、組み立て完成です。

白煙も少なくなり、音も乾いたレーシーなサウンドになりました。

これから暖かい気候になりますので、ガンマで走るのがますます楽しくなりそうです。






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