……ちゃん、
思い出したんだけどさ…
あの頃のこと。
そうそう、私2番目の子を産む時、産まれる寸前までご飯が食べられなくて、
口に何かが入るとすぐもどす…
私はつわりだと思っていたけど、
その後2度潰瘍で入院したことを思えば、あれは潰瘍でもできてたんだろうね。
つわりだと思っていたから産めば治る…そう思っていたのに、
産んでからも余計酷くなって、口に何かが入るとすぐに下す。
私はどんどん痩せてお乳もでなかった。
体もキツくてね。
赤ちゃんがお乳を欲しがって泣いても起ききらんかった…。
世話に来ていた母が
赤ん坊が泣くたび私を起こして「…ちゃん、、お乳飲ませてやりなさい…」と困った顔して言ってた。
はーッと思いながらやっとの思いでミルクを作ってのませた。
だから、その子、ずっとお腹すかしていたからずっと食いしん坊だったねェ、、。
母が帰ってからも、私の体調はよくならず、出前をとるような日々だった。
なかなか床に伏して元気にならない私に、
「もうおまえはダメなんかー」
と主人がイライラした顔で言った。
主人が仕事から帰るのを待ち、「夜間診療してる病院に連れて行って、、」とお願いしたが、
「車のシートをはがすのが面倒くさい」と言って動いてくれなかった。
仕方なく、赤ん坊を隣のおばさんにお願いして、ガウンを着たまま夜道を歩いて10〜15分ぐらいの総合病院に一人で行った。
着くと、看護婦さんが、私に触って「あなた、熱があるよ!」
「はい、微熱が…」
「あなた、微熱どころじゃないよ、これ」
と言って
(医師に会ったことも、何を言ったかも記憶にない)
点滴をしていただいた。
点滴が終わり、『また歩いて帰らなくては…』と思って部屋を出ると、待合室に、主人と6歳の長女が待っていた。
「あら、来てくれたの?!」
と嬉しくなり、
とても喉が渇いていたので、自動販売機で缶コーヒーを買って飲んだら、
お腹に収まった。
下さなかったことにとても感動した。
家に戻り、赤ん坊を迎えにお隣のおうちに行ったら、
隣のおばさんが、
「私が迎えに行ってあげなさい!といったんだよ。まったくもう…」と言ってくださった。
このおばさんにはとてもその後もお世話になった。