老後の風景 | 花とおじさん散歩のブログ

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ボケ防止に散歩中の花を写真に撮ってます。

ユリ

 

 

 

 

70歳になった時はそれほど

 

「老い」というものを痛切にはまだ

 

感じなかったが、

 

80歳になった時は「オイオイ」と

 

70才代とは異なるものを

 

身体のあちこちで感じるようになった。

 

 

 

 

サギソウ

 

 

 

 

 

聖路加病院名誉委員長の

 

日野原重明先生は

 

老いについいて「老いを創(はじ)める」

 

そういう表現をされている。

 

これまでと違った「これから」を

 

表現するにはこれほど適した言葉はない。

 

 

 

 

バラ

 

 

 

 

 

写真家土門拳の言葉

 

「おでこに刻まれた幾筋かのしわは、

 

それ自身、

 

その人が歩みきたった人生の形象である。

 

いつしか刻み込まれて、

 

もはや消そうにも消せない生活の

 

履歴書である」

 

 

 

 

ハナアロエ

 

 

 

 

もうあくせくと働くことはない。

 

家族の生活を心配することもない。

 

こんなぜいたくな老後の1日、

 

楽しまなくてどうしよう。

 

今まで暇がなくてできなかったこと、

 

あれもしたい、これもしたい、

 

値千金の一日である。

 

 

 

 

トケイソウ

 

 

 

 

 

「夕映えが美しいように、

 

老人の場所から見た世界は美しいのです」

 

作家 伊藤 整の「変容」からの言葉

 

夕映えは静かでしみじみとした趣があります。

 

朝は若者のもの。

 

老人の心象には夕映えの光景こそふさわしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「フムフム

 

なるほどなるほど」