都会でバリバリ仕事をしている姪っ子。
週末に
「財布を落としたらしい
どうしよう
」と母親に連絡があった。
財布の中には運転免許証、キャッシュカード、クレジットカード、クオカード、
現金、と大切なものがすべて入っていると。
繁華街には行かない子なので、スーパーの帰りにでも落としたのか？
全く記憶にないそうな。
とりあえず直ぐに警察署に連絡し、財布の特徴などを話す。
するとそれによく似たものが届いており、何かのシステムの都合上
担当者が中を
確認できないから月曜に来てくださいとの事。
はらはらしながらその日を待ち、確認に行くと、、、、
なんということでしょう
財布の中身はそっくりそのままの状態で届けられており、しかも届けてくださった方は名前も名乗らずに帰られたそう。
東京という大都会でもこのようなうれしい出来事
日本の国って素晴らしい
そういえば長男が大学生のころ、同じ様に財布を落としたことがあり、
その時も親切な男性の方に拾っていただき助かったことがあった。
長男はわざわざ訪ねて行って感謝の気持ちと僅かな謝礼をお渡しした。
その時、息子の財布の中にあった献血手帳をその方が見たようで、「あなたの素晴らしい行いに頭が下がりましたよ。」と人の為に善い行いをしていることをほめていただいたそうで、財布が戻っただけでも充分うれしいのに、更に温かい言葉を掛けられて恐縮していたっけ。
人と人との繋がりが希薄になってきている？とも言われているが、こんなに心和む出来事もあるのね
と気持ちがスキップした。