ここまで読んで下さり、ありがとうございます
今回で終わりたいと思います
避難所へ行く前に万が一、未だ駐車場に残っていたら大変だと思い、一応そこへ向かいましたが嫁さんのクルマは無く
速攻避難所へ向かいました
避難所の中学校
入り口を過ぎると、市の若い男女職員さんが、それこそ防寒もしない普段着で対応にあたっていました
ご自身も、ご家族も被災しているだろうに全く頭が下がります
お一人ですか?と聞かれ、家族が先に来ているはずです、と答えると避難者名簿に青空家の名前がありました。中に進むとダルマストーブを囲む集団の中に家族を発見
パッと見、40名くらいいるようですが、皆ガッチリ着込んでいる人や普段着に毛布を着ている人やら様々でした
何にせよ寒い...大人は良いとして、子供には過酷な環境です
水や簡易食料はあるようでした
嫁さんの後ろにパイプ椅子を置き子供達に持って来たおにぎりやら、おかずを勧めるも
長男はほぼ無反応...お腹空いて無い、と持って来たタブレットを凝視したまま
対照的なのが娘、パパありがとう!とばかりにもふもふ頬張る...ちょっと涙が出ました
あったかくて美味しいよ って言ってもらえたもので
しばらく色々話していたのですが、嫁さん驚くべきことに、混乱の最中ガソスタで燃料も満タンにして来たのです
ワンボックスでハイブリッドの嫁車、車中避難所として使えるので重宝します
そうこうしているうちにダンボールで簡易ベッドが作られ、休みたい方はどうぞとなったのですが避難して来た人達は各々帰り始めてました
ウチも帰るか、と言ったものの長男は帰りたがらず、どうしようかとなって、嫁さんが「子供は私とここに留まるけど、青空は耐えられないでしょ?帰って片付けして待ってて」と言ってもらい
ワタクシだけ帰宅、夜中まで色々と片付けました。
一段落したものの二階はぐちゃぐちゃなので今日は止めることにしました
片付かない寝室で寝られない上に余震が半端なく大きいので、TVをつけっぱなしにして靴と持ち出し物を頭側に置いて仮眠しました
もちろんマトモには眠れませんでしたが....
ようやく夜が明けて、嫁さんがLINEで子供達が起きたら帰るよと連絡が来た所で
熱い味噌汁を作り、ご飯を炊いて家族を待つ青空でした
皆が揃って朝飯を食べ、ようやくひとごごちついた時、毎日が普通に来て終わるのが当たり前じゃ無い事が骨身に染みた体験だったなと思いました
もうこんなの二度とゴメンです。しかし来るものは避けられず、もっと苦難に立ち向かっている方々が沢山いるのも事実
まだまだ余震も大きいのが来てます
日頃から家族と訓練するのもひとつですが
周りに流されず落ち着いて行動できる事も大切なんですね
風化した思い出にならぬ様、気を引き締めて毎日を大切にしたいと感じた青空でした
長文、読んで頂きありがとうございます
今度は明るい話題でお目にかかりたいと思います
読んで下さった方に良い事が沢山あります様に🙏