麻雀で盲牌(もうぱい)というのがあります。(麻雀パイを指でつまんで持って来る時に親指などでパイの表面をなぞり何のパイかを見なくてもわかるテクニック)これを賽子(さいころ)で応用した簡単な手品です。麻雀パイと違いサイコロは六面しかないのではるかに簡単です。まず術者は後向きで相手から好きな目を上にして手の平に置いてもらいます。次にBのように手首を回転させて何回か回転させている途中で親指で一回だけサイコロの表面をなぞります。回しているので親指でなぞってるのがわかりません。(もし一回でわからなければ二回まではやってもいいですがバレやすいです)「このようにまわすと目がわかるのです」などと言うといいでしょう。親指でなぞってるのをわからせないのがポイントですから回し始める前は必ず親指は人差し指の横につけた形にして止めた時もその形になっていなければなりません。それとサイコロは人差し指と薬指ではさんで固定してなぞります。