折り紙を使ってやる手品は伝統的なものを含めて結構あります。藤原邦恭先生は折り紙を使ったり子供向けのマジック本なども多く出しており素晴らしいマジシャンです。先生の本の中でとても面白く簡単で子供にウケそうなマジックを一つ。原理はそのままですが絵や演出を変えて紹介します。少しだけ作る手間が大変かも知れませんが面白いです。まず下の写真をご覧下さい





一枚目の写真です。折り紙にこのような折り目をつけ絵を書きます。折り目のところが大事ですので絵がまたがらないように正確に書きます。二枚目三枚目のように折っていきます。まず三枚目のように相手に見せて、「これはハットですね。ハットと言えば手品ではウサギが出てきますね」と言って裏側に折り込んでいた部分を上に出し「ほら、ウサギが出て来ました」「さてこのウサギは何かに変身してハットから飛び出します」などと言い、四枚目からの状態で指を差し込み一気に一枚目の写真のように広げます。ウサギがアヒルに変身してハットから飛び出したように見えるわけです。そのまま折り紙をプレゼントしてもいいでしょう。