今回もダイスを使った簡単マジックです。現象は術者の手の平にのせたダイスの目の変化です。原理は図A、手の平のちょうど生命線の真ん中あたりにダイスを置いて母指球の手首に近い所のみ動かしダイスを転がすということです。その際、全ての指は動いてはダメです。まずは図Bのようにダイスの1の目を上にして親指は出来るだけ床の方にそらすように下げダイスが水平になるように小指側を少しだけ天井の方に上げて手の平におきます。相手に1から6の間の好きな数を言ってもらいます。なにげなくダイスを持ち上げ「これは1の目ですね」などど言い、たんに1の目を置きなおしたようにするのですが、相手の言った数の目を矢印のところになるようにします。そして図Cのように右手でダイスが相手から見えないようカバーしながらゆっくりと図B1から2のようになるように120〜150度くらい回転水平移動させます。(回転させる理由はダイスを転がすと位置がかわるのでそれをごまかすため)手の平はぐらぐら動かさず、完全に水平にゆっくりと回転させているようにみせなければなりません。あわてずゆっくり母指球のみに力を入れて押すようにしてダイスを倒すのです。図B2のところまで来たらゆっくりとカバーしていた右手を矢印の方に動かしダイスの目が相手の数に変化したことを示します。ただし動かす前は手の平は親指側が少しだけ床の方に傾いてるのですが、動かした後は水平になります。とにかくゆっくり水平に回転させただけだと思わせなければダメです。このマジックもそうなのですが、とにかく演技を鏡にうつして練習することが大事です。
