第6話 戦わなければ生き残れない | ド派手に!!銀河の世界

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ヒーローが大好きなヒーロー大大大好きです。
ウルトラマンはギンガ
仮面ライダーはディケイド
スーパー戦隊はゴーカイジャー
が好きです!つまらないし面白くないブログを書く事があるかもしれませんがヒーローが大好きな人はどうぞ見ていってください。

願い。

それはどんな世代になっても、社長になりたい、あれが欲しい・これが欲しいと無限大に広がる。

そんなことをヒュウガは思っていた。

ミキナの様態は何も変わらず2日立っていた。今日は3日目の夕方6時だった。暇だったのでテレビを見ていたら、生放送で

「謎の戦士の姿が明らかに!!」

というニュースを見ていた。

(どうせUFOみたいに興味があるやつが語って終わりだろう・・・)っと思いながらテレビをみていると中継映像が映し出された。

「なでしこ!!」

そこにはなでしこがバロン 龍騎アームズと戦っている様子が映し出されていた。

(なでしこのくせに、強いわけでもないのに、戦ってどうするんだ?馬鹿じゃねえの?)

ミキナを見続けた。

(今の俺に何ができるんだ?)

ドアを開け廊下を走っていった。

テレビはつけっぱなしだった。








ディケイドに変身したヒュウガは学校の外に出て現場に向かおうとしていたところ、謎の影によって衝撃を受けた。

「うわっ。くっう~」

目の前にはセイリュウインべスがいた。そっか!コイツが今まで俺たちのことを監視していたのか。

「遊んでやりたいとこだが、うちのブスちゃんがやられているんでね」

そう言ってオーズにカメンライドをし、バッタレッグの力で空高くジャンプした。

さらに上空でサゴーゾコンボにフォームチェンジをして、必殺ズオーストンプを放った。

(ズオーストンプとは、ゾウレッグをつかった、両足を揃える事で一本のゾウの脚の様になり、高い破壊力の踏み付けを叩き込む特殊技)

セイリュウインべスは口からの高熱火球を繰り出しているが、オーズによって消されていっている。

「セイヤ―――」とともに爆発した。火の中からはゴリラからクジャクに変わっているサジャーゾコンボが空高くに舞い上がっていた。

その様子を校舎の屋根で眺める影がいた。






「きゃぁ!!」

地面にころがるなでしこにといかけていた。

「俺は他の人の心が読めるんだ。人の心は鏡といっしょ。鏡を割れば絶望する。そして生きる希望を捨てる」

「そんなことは絶対させない」

2人を囲んでいたテレビなどのマズメディアの取材者達の姿は見当たらなかった。

「お前はクラスで1番の嫌われ者。クラス内で調子に乗り、演技をみせ好感度をあげようとする厄介者だ。そうだろう。違うか?」

「うるさい!!黙れーー!」

怒ったなでしこが龍騎アームズに飛びかかる。しかし、鏡の中に入り攻撃を繰り出すことは不可能だった。

「どこ行った?」

「ジャキン・ジャキン・アドベント」

後ろから聞こえてきた。振り向いた瞬間、火炎弾が飛んできた。

そこには龍騎アームズで右手にドラグクローを付けていた。

なでしこは吹っ飛び近くのビルにぶつかりそうだった。目をつぶった瞬間、

「お前重くなっているんじゃないのか」

そこにはサジャーゾコンボのオーズがキャッチしていた。

地面に足をつけたとき、

「重くて悪かったね。」

怒りの声がオーズの目の前で、聞こえていた。

「その話はまたあとで」

なでしこを立ち上がらせ、龍騎アームズに喋りかけた。

「ここで決着をつけようぜ、アラタ」

「あのアラタ君が正体!?」

なでしこは驚きを隠せなかった。

「なんでそんなことが言えるんだ?」

「あの時いたよな、教室に。」

「さてなんのことやら」

「俺ら3人で会議をしていた時に教室に入って少しの間、俺たちの会話を聞いていた。だからあえてミラーワルドで倒さずに、鏡から出てきてファムを飛ばした。あってるだろ?」

「いや~まいったまいった。そこまで君の頭脳は発達していたんだね。」

そう言いながら変身を解除し、アラタになっていた。

「なぜこんなことをする」

「勉強がめんどくさくなってたまには息抜きしないといけないもん。あと君を倒すことによって戦極バトルロワイヤルに出場できるんだけどね。そこで優勝をし、願い事を1つだけ叶えてもらうんだ」

「戦極バトルロワイヤルってなんだよ」

「お~しえない」

「ガチャ。リュウキ。」

ロック解除をし、

「変身!!ロックオーン」

変身は城戸真司を時といっしょだった。ベルトの差し込み方も。

「パパパパパパ~ンパンパパパーン」

バロンの時のファンファーレが流れた。

「龍騎アームズ!戦わなければ生き残れない!!」

アラタは仮面ライダーバロン 龍騎アームズへと変身した。

それと同時にヒュウガも

「なでしこ下がってろ!!変身」

「カメンライド。デイデイデイデイケイド」

ディケイドにカメンライドをし、突っ込んでいった。

ディケイドは右手で顔面にめがけてパンチをした。パンチはヒットをし、次にヘッドバット、左足で遠くへ蹴っ飛ばした。

「ハハハハ」

「何がおかしい?」

「君の心の鏡が見えた。君はファムという女を傷つけたために戦いたくないんだろう。そこにも大事な彼女がいるのだから」

「惑わされちゃだめ!!」

ヒュウガの心は読まれていた。ミキナを傷つけ、今度はトウカを傷つけるのではないかと心配をしていた。

「早くケリをつけないと・・・」

「ジャキン・ジャキン・ジャキン。ソードベント」

「これで終わりだ」

龍騎アームズはドラグセイバーを右手にディケイドに突っ込んでいき、ディケイドは見事にかわした。

だが、後ろにはなでしこがいることを忘れていた。

「なでしこ!!」

大きく叫んだがなでしこは驚き1歩も足を動かせることはできなかった。

「きゃあ!!」

そこには龍騎の姿はなかった。

ハッ!!とディケイドは後ろを振り向いたが遅かった。

「龍舞斬」

(ドラグセイバーを両手で持ち、左足で高くジャンプし、そこから切りつける技)

ディケイドは頭から足元にかけて切り裂かれた。

「うわぁぁぁぁ」

両膝を地面につきそのまま倒れた。

「ディケイドォォォ!!」

「馬鹿め。女を守るために戦うからこんなことになるんじゃないか」

「うるせぇ!!」

「何!?」

ディケイドにとってこれはカスリ傷同然。今までたくさんの悪と戦ってきたディケイドは不死身であり最強の戦士なのだ。

「ヒヒヒヒヒッサツ」

ディケイドはディメンションキックを放つ態勢に入った。

(ディメンションキックとは自身と敵の間に現れる10枚のホログラム状のカード型エネルギーを潜り抜けながら、右足に金色のエネルギーを纏い、跳び蹴りを叩き込む技。カード型エネルギーの位置は自動的にディケイドに合わせて補正される。)

龍騎アームズも、一回ロックシードを切った。

「ファイナルベント!!」

ドラゴンライダーキックを放った。

(ドラグレッダーと共に空中に舞い上がり、ドラグレッダーの放つ火球を受けながら跳び蹴りを叩き込む。6000AP。発動時には腰を低く落とした特徴的な構えを取る。)

ディケイドと龍騎アームズのライダーキックはお互い激突し、

「バゴォォォォォォォォォォン」

という爆発音と共になでしこは光で2人が見えなかった。

視界がようやく慣れたときそこにはディケイドが立っていた。

「勝ったんだ・・・」

そう言ったときディケイドの様子はおかしかった。

ディケイドが見つめている視線の先にはバロン 龍騎アームズが立っていた。

しまった!!また心の気持ちを優しくしてしまった。と気づいた時には遅かった。

龍騎アームズが立ち上がり攻撃を仕掛けようと準備をしている。だが、それは何者かによって不能にさせられた。

ディケイドの後ろから5色の恐竜の弾丸が飛んできた。

ディケイドは飛んできたあとに避けたため、実際はあたっていたのかもしれない。

それは龍騎アームズに直撃し、変身解除と龍騎ロックシードが外れ地面に転がるとともに消滅してしまった。

アラタは地面に寝転がっていた。

ディケイドとなでしこは後ろを向きその正体を確認した。

その正体はキョウリュウジャーだった。

「今の自分では勝てるのか。」

キョウリュウジャー達の攻撃はすでに始まっていた。

ガブリボルバーをディケイドに向け5人全員で動きながら連射した。

ディケイドは火花みよって視界が見えなくなっており、銃声がやんだ時には姿がなかった。

どうやらディケイドが目当てではなく、アラタの腰に巻かれていた戦極ドライバーの回収の方だった。

2人は変身解除をし、ヒュウガはトウカに寄った。

「大丈夫か~」

その時だった。

ヒュウガの顔はトウカによってビンタされていた。

「なんで笑っていられるの?バカじゃない。今の自分では勝てるのか・・・なんてカッコつけた言葉なんか言っちゃって。勝てないなら仮面ライダーいやヒーローなんかやめちゃいなよ」

トウカは走っていってしまった。

ヒュウガはアラタにちかよった。




















「準備が整いました。」

「今から戦極バトルロワイヤル開催だ。」