あのーう 今年いっぱいで この家から

出て行って もらえませんか


「俺達に でていけと 言うのか」


は はい 貧乏神様 よろしく


「金持ちの家は きゅくつで ダメだ

この家は 隙間風は 入るし

ボロボロで 快適だから ここにいる」


やや  疫病神様は なんとか


「何処にいっても 嫌われるので ここがいいや

昨日は 塩を まかれた」


死神様 おねがい しますよ


「死にかけたやつを 反対に

生き還らせてしまって

閻魔様に 謹慎しろと 言われているので

いくとこ ないんだ」



じゃ せめて 福の神さまに も

住んで もらえませんか


「聞いてやるか」


「おーーい 福の神 ここに 住んでくれって」


「お前達と 住むのは イヤだ」

「だって」


「まぁーそう気を 落とすな

一杯 呑め」


それ  私の酒なんですけれど


「俺達 仲間だから 来年も よろしくな」


私仲間じゃ ないんですけれど